バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

6月24日のオンエアでは、神姫バスが運行する高速バス「ハーバーライナー」で行く、高知の旅の後編をご紹介しました。

前回は、はりまや橋、高知城を訪れた高知のバス旅。後半は、とさでん交通の周遊バス「MY遊バス」に乗って、桂浜を目指します。

「MY遊バス」は、高知市内の観光施設や宿泊施設の割引、とさでんの路面電車200円区間が無料、とさでん路線バス（桂浜線）の片道分が無料、そして観光施設や宿泊施設で使える割引特典もあり、特典が満載です。

特にオススメなのが、「MY遊バス」の乗車券で浦戸湾を1周するルート。高知駅、はりまや橋、五台山展望台、牧野植物園、竹林寺、龍馬記念館、桂浜と市内の主要観光スポットを走ります。そして、桂浜からの復路には「MY遊バス」乗車券のとさでん路線バス（桂浜線）片道分無料の特典を使い、往路とは逆の西側のルートを走る路線バスに乗りましょう。そうすれば、桂浜への往来で車窓からいろんな景色を楽しむことができます。「MY遊バス」の乗車券は市内の宿泊施設やバスターミナルでも販売していますが、「MY遊バス」車内でも販売しています。

桂浜へ到着したら、龍頭岬に立つ坂本龍馬の銅像を目指します。台座を含めて高さが13.5mある銅像は、どこまでも続く太平洋の雄大な景観も相まって、威厳に満ち溢れています。この銅像は、高知県の名もなき青年たちの募金活動によって昭和3年（1928年）に建てられました。銅像の裏側には「髙知縣青年」と書かれたプレートがあり、坂本龍馬は昔から地元の英雄として愛され続けてきたことが分かります。

桂浜の絶景を堪能したら、「MY遊バス」の特典を使って、市内に戻ります。バス旅の最後にやってきたのは、「ひろめ市場」です。ここは、高知の郷土料理をはじめ、鮮魚店、精肉店、雑貨屋など60以上のお店が集まった商業施設。たくさんの観光客や地元の方でにぎわいます。

高知の海の幸・山の幸、甘味などがそろう中で、外せないのは、「カツオのたたき」です。藁焼きの様子を見せて実演販売しているお店もあり、食欲がさらにそそられます。市場の中に設置されたテーブルに、お店から買って来た料理を持ち寄って、高知の食を楽しみましょう。また、高知は酒処でもあります。おいしい肴をつまみに盃を酌み交わしながら、龍馬談義や旅の思い出を語り合うのもいいでしょう。

平成が終わろうとしている時代の節目だからこそ、新しい時代を切り拓いた坂本龍馬に学ぶことも多いはず。維新伝心。ぜひ幕末の英雄に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

【今回のバス旅で利用したのは？】
ハーバーライナー

【バス旅の乗り方＆乗り換え方法】
?はりまや橋 → 桂浜
◆乗車バス・・・「MY遊バス」JR高知駅→桂浜（下り便）
◆のりば・・・・「はりまや橋（デンテツターミナルビル前）」
◆おりば・・・・「桂浜」

?桂浜 → ひろめ市場
◆乗車バス・・・とさでん交通 路線バス 桂浜線
◆のりば・・・・「桂浜」
◆おりば・・・・「南はりまや橋」または「北はりまや橋」

※上記情報は2018年6月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報（ダイヤ、乗り場等）は各バス会社のWEBページをご確認ください。

●「MY遊バス」・・・とさでん交通／高知県観光コンベンション協会
●「路線バス 桂浜線」・・・とさでん交通

【オンエア楽曲一覧】
「見たこともない景色」菅田将暉
「少年」福山雅治
「SAMURAI DRIVE」cune

【高速バスはアプリで買える！　スマホアプリ“バスもり！”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/