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福山雅治 福のラジオ

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放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜

野球少年が、『甲子園』にたどり着いた旅路 (8月18日放送分より)

2018/08/22 update
100回目の夏の甲子園が終了、
最後までいくつものドラマが生まれました。
優勝した大阪桐蔭のブラスバンドも演奏していた
福山さんの『甲子園』。
8月27日(月)にデジタル配信となりますが、
一足先早くジャケットが公開されました。

そこにいるのは一人の少年。
福山さんがジャケットに詰まっているストーリー、
話してくれました。
ジャケットの少年は、ユニフォーム姿の雅治です!
おそらく、小学校4年生の頃の1枚だと思われます。
僕はこのあと、小学校5・6年生の頃は、
地元のソフトボールチーム『稲佐グローリー』というチームで、
青いユニフォームを着ていたんです。
その稲佐グローリーに入る前だと思うんです、これ。
“BENTEN”という風に書いてあるんですけど、
弁天町という町のチーム名ですね〜。
袖の部分には、”福山"と書いてあるんですけど、
この名前の部分は、実際には存在してないです。
誰かわかんないだろうなと思って、
ジャケットにするにあたって、
デザインとして”福山"と入れました!
元々ポラロイド写真で、すごく画像が荒いんですよ。
しかも拡大してますます荒いから、
誰かわからない可能性あるよねってスタッフと話になって。
それで、「袖に名前入れよっか??」と(笑)

僕らの時代は、サッカー漫画『キャプテン翼』という
名作が始まる直前だったんですよ。
やっぱり、キャプテン翼以前と以降に
分けられるんじゃないかっていうぐらい、
センセーショナルな漫画だったし、
影響力を与えた漫画だと思うんですよ。
でも、それより先に、水島新司さんの
『ドカベン』世代ですから、やっぱり野球なんですよねえ。
もう、野球チームはそこかしこにありましたよ!
憧れの職業っていうと、野球選手か刑事!
なれるもんだったらなりたい、
努力しました! 走り込みとかしたよ!
その当時なんて、鉛の入った重たいボールで練習してましたから!
おかげで、肩を壊してますけど!

そんな僕のですね、本当に憧れでしかない野球の世界。
そのあと、中学になってからはブラスバンド部に入るわけですが、
中学生でブラスバンド部の頃、
桑田真澄さん、清原和博さんの”KKコンビ”を見たんです。
もう、圧倒的存在感!
PL学園で1年生で登場してきたじゃないですか!
もう、センセーショナルで!
学年的には、桑田さんと清原さんは1年上になるのだけど、
一つ上とは思えない! もう、大人!
生き物として違う領域にいる人たち!
「これは、俺は無理だな!」ってテレビ見てましたね。
で、僕はブラスバンド部だったので、
「じゃあブラバンで甲子園に参加したいな!」って思っていたけど、
高校行ったらブラバンも辞めちゃって。
ブラスが取れて、バンドをやり始めたんです。

でも・・・その時やってたバンドが、今に繋がってるんだよね!
ソフトボール
ブラスバンド
ロックバンド
巡り巡って、今回”甲子園”に繋がっていっちゃったんですよ!
人生っていうものはわからないものです。


今週、8月25日(土)の福のラジオでは、
実際に甲子園でみて感じたこと、お話します! お楽しみに!


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