毎回、高いレベルの投稿をいただいている
【コーポの女＆主婦 川柳】
一人暮らしの、そして主婦として
日々を過ごされている女性の心の声を
五・七・五にしたためてお送りいただいています。

東京都・すんちゃん(31歳会社員)
『ギックリで　元カレ頼る　屈辱感』
コーポの女川柳、いつも楽しく聞いていましたが、
屈辱的に私もその仲間入りを果たしました。
先日、彼氏と別れることになったのです。
3年半ちょっとの間、
同棲していた家を出て行くことになりました。
突然別れ話を切り出されて、
こっちも納得いかなかった私。
腹を立てたまま出ることになりました。

引っ越しの日。
当てつけのように荷物を段ボール箱に投げ込んだり、
乱暴にしていました。
彼はそれに何も言わず、リビングでRPGゲームをやっていました。
それがまた腹立たしく、ますます乱暴に片付けていて、
段ボールを持ち上げた瞬間に、腰に電流が走ったんです。
ぎっくり腰でした。
そこから全然動けず、
段ボールの上にうつ伏せになってしまいました。
でも彼は気づいてないフリをして、
ずっとRPGを続けていたので、
痛いし、情けないし、悔しいし。。
怒鳴りたいけど、怒鳴れる状況じゃないので泣きながら

「彼女じゃなくなっても、人間なんだから！！
　ぎっくり腰の人間くらい助けてよ！」

すると、ようやく助けてくれました。
別れたての彼氏の手でベッドに横にしてもらい、
少し落ち着いてから病院に運んでもらって、
そこから少しずつ会話も戻って来ました。
夜中には回復し、荷物をまとめる続きをしましたが、
会話も戻ったので、
「なんか、別れる感じしないね。
　気づいたら、やり直してるかもね。」
と私が言ったんですが、
「それはない。」
と。。。
そして、夜中2時に、引越し先のワンルームに
一人で戻りました。

名言出ましたね！
この一句もいいけど、
「彼女じゃなくなっても、人間なんだから。」
「ぎっくり腰の人間くらい助けて」
土壇場の人間だけが発する強い言葉。
凄みを感じました。

引き続き、アナタの心の声、お待ちしています。