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福山雅治 福のラジオ

TOKYOFM/JFN38 Stations Every Saturday 14:00-14:55

放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜

育った家を離れたときのこと、覚えていますか?

2022/04/04 update
新年度1回目の福のラジオ。
別れと出会いの春、
新たな旅立ちをするお子さんの親御さんから、
こんなメッセージをいただきました。
栃木県真岡市・つぶちゃん
我が家には 3 人の子供がいます。
この春、20歳の次男が就職の為、
大阪に引越して行きました。
一人暮らしのスタートです。
家から出る子は初めてで
子離れ出来ない私がいます。

最後の日。
夕飯は、彼のリクエストで
おいなりさんと酢豚でした。
作っている時から、涙が溢れました。
次男の背中を元気に押して
やりたかったですが、
私、弱いですねぇ〜。

そして長男が、ギターを弾きながら
「弟のために」と 4 曲歌ってくれました。

その中にはましゃの「幸福論」もありました。
私の影響で子供達もましゃが大好き。
娘と私は幸福論を聴きながら大号泣でした。

ましゃは、長崎を離れる前、
最後の日のことは覚えていますか?

大切に育てて来た子供を旅立たせるのは寂しいです。
けれど家族 5 人で力を合わせてここまで来れたこと、
そして仲良しな兄妹。幸せです。
遠くに離れても、いつまでも仲良くいたいなと心から思っています。


このメッセージを読んだ福山さん。
まず、

この仲良し家族は、
 つぶちゃんが作り上げたもの
」。

福山さん世代は、当たり前に反抗期があって、
親と話すことも、ほとんどなかったそう。
長崎を離れる前の晩の気持ちも、
母ちゃんは覚えているかもしれないけど、
福山さん自身は、何も覚えていなかったそうです。

そして、たぶん母ちゃんの中では、
「どうせ何もできずにすぐ帰って来るやろ」
そんな風に考えていたのかもしれない、と
当時を振り返っていました。

当時とは、家族をめぐる事情も
ずいぶん変わりました。
最近は反抗期のないご家庭も増えているとか・・・。

最後に福山さんは、旅立ち前の夜のことについて、
つぶちゃんが、お子さんたちについて
尊重する育て方をしてきた賜物。
改めて、感じ入っていました。
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新生活を迎える方も、
そうではない方も、
土曜日午後2時は、全国で聴ける
『福のラジオ』よろしくお願いします。
そして番組では、アナタの声をお待ちしています。
いつでも福のラジオのホームページからお寄せください!

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