オンエアブログ

2016年12月31日

2016年12月31日のオンエアレポート

今日は大晦日。
2016年の星空も今日で見納め。
明日からは新たな年の空が広がりますね☆

そんな今年最後のスターパーティーのオープニングを飾る曲は…

来年3月8日に発売となる
篠原ともえ初のオールタイムベストアルバム
『篠原ともえ ☆ALL TIME BEST☆』に収録されている
スペシャルトラック「嘲笑」。

こちらを “宇宙初解禁” させていただきました+*:.。.*:+☆

この曲はビートたけしさんが作詞、玉置浩二さんが作曲、
1993年にたけしさん自らがお歌いになった宙ソング。

実は4年前、この番組の前身である
「東京まちかど☆天文台」が始まった当初から、
素敵な星の歌がある…ということで
スタッフともども恋い焦がれ続けていた一曲なんです。

以前、玉置浩二さんがゲストにお越しくださった際に
篠原さんが「ぜひ歌いたいっ!」とラブコール。
そして今回、篠原さんの宙友でもある浅倉大介さんのピアノアレンジで
ついについに実現…!

澄んだピアノの音色に乗って、篠原さんの柔らかな歌声が響いた瞬間、
スタジオ内に満ちた空気は… “感無量” の一言に尽きました。。涙

「心と星空に寄り添うように歌った曲。
長く愛していただけたら…」と篠原さん。
来年からの星空のおともに、ぜひ聴いていただきたい星ソングです☆

★ ★ ★ ★ ★ ★

そして、今年の “とり” を飾るスペシャルゲストは
国立天文台 副台長の渡部潤一先生!

篠原さんも「渡部先生にお会いしないと
新しい年が迎えられない!」というほど
年末年始のご常連でいらっしゃいます。

今夜はそんな渡部先生に、2016年の宇宙ニュースのなかで
特に印象的だったという2つの出来事をうかがいましたよ☆

ひとつ目は、「太陽系に第9惑星が存在する可能性が示された」
という1月のニュース!

こちらは、アメリカ・カリフォルニアの研究者が
現在見つかっている小さな天体の軌道から推測。
地球の10倍以上もある惑星が海王星の外に存在しているのでは?
と発表したもの。

世界中の研究者がこれを検証したところ、
どうやら確からしい…ということでいま実際に探している真っ最中だそう!

「こんなに望遠鏡が発達しているのに、
どうして今になってそんなにも重大な発見が!?」という篠原さんの質問に、
「望遠鏡がよく見えるようになると、逆に視野は狭くなる」と渡部先生。
どこにあるかわからない天体は探しづらくなるのだとか。
宇宙はまだまだ未知の領域にあふれているんですね…

渡部先生によると、この第9惑星を探すのに最適な望遠鏡は、
なんと日本の「すばる望遠鏡」!
実際にカリフォルニアの研究者と日本のチームが
タッグを組んで探し始めているのだそうです。

水金地火木土天海…に続く9番目の惑星の発見に日本人が関わるかも!?
これはワクワクが抑えられないお話ですね☆


そして、先生が挙げた2つ目の宇宙ニュースは
「ケンタウルス座プロキシマ星に惑星が発見された」という8月の出来事!

「ケンタウルス座プロキシマ星」は、太陽以外で地球に最も近い恒星。
実は今回発見されたこの星の周りを回る惑星は、
「温度がちょうどよく」「海がある」
地球にとても良く似た環境の星だそう!

太陽の周りを約365日かけて回る地球に対し、
この惑星の公転周期はたった11日!
プロキシマ星の非常に近くを回っているにもかかわらず、
星自身が太陽の7分の1という小ささのため、
適度な環境となっているのだとか。

そして、このくらいの距離だとプロキシマ星に
常に同じ面を向けて回ることになるので
片側だけ氷が解けて、目玉のように見える…
ということで、こういうタイプの惑星は
「アイボール・アース」と呼ばれているのだそうです。

実は銀河系には、プロキシマ星と同じくらいの小さな星が
太陽ほどの大きさの星の約10倍もあるそう!
ということは…アイボール・アースのほうがメジャーで
地球のほうがマイナーな存在といえるのではないか、と渡辺先生は言います。

天文学者たちも衝撃を受けたというこの発見。
もし地球に最も近いこの星に生命体が見つかったとしたら
宇宙全体にはどれだけ…
考えるだけでゾクゾクしてしまいますね!


そして、実は来年もさっそく1月1日(明日です!)に
先生オススメの天体ショーが!!

元日の夕刻、ちょうど西の空に宵の明星・金星が輝く頃…
その金星の左上に光る「火星」と
太陽系の最も外側を回る「海王星」が
今までにないほど大接近するのだそうです!

海王星は目には見えない明るさですが、
火星に望遠鏡を向けると、そのすぐ右下に海王星が…
つまりこれは、めったに見ることの出来ない
海王星をとらえる、またとないチャンスということ…☆彡

普通は、8等星である海王星を見つけたくても、
どこに望遠鏡を向ければいいかわかりませんが、
火星という絶好の “星しるべ” がこれを可能にしてくれるそうなんです!
しかも、周りに星が少ないので、
火星のそばに星が見えたら、間違いなく海王星とのこと…☆

これには篠原さんも「2017年はじめて見る星は
火星と海王星のコラボにしたい!」と大興奮!

日本を代表する天文学者の渡部先生も “めったにない” という大チャンス、
望遠鏡をお持ちの方はぜひ挑戦して
幸先の良い年明けを迎えてみては…♫•*¨*•.¸¸♪


最新の天文ニュースがするすると理解できる渡部先生のお話…
宇宙のエキサイティングな魅力が伝わる、
大晦日にふさわしいスター☆パーティでした+゚:。*+

渡部潤一先生には年をまたいで来週1月7日にもご登場いただきます☆

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 嘲笑/篠原ともえ
♪ 月面讃歌 2016/岡田徹

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
このお正月休みは、りゅうこつ座の1等星・カノープスを探してみませんか?

夜11時過ぎ。おおいぬ座のシリウスがちょうど真南の空に見えている頃、
そこからず〜っと下の南の空低く、
地平線すれすれに赤く光る星を見つけてみましょう。

全天で2番目に明るいこのカノープスですが、
東京の空では、高さが3度くらいまでしか昇らないため、
見られる機会の少ない、貴重な星です。
小高い丘やビルの上など、南の空が開けた場所で、
チャレンジしてみてくださいね。

カノープスは、中国では
「南極老人星(なんきょくろうじんぼし)」と呼ばれ、
見ると長生きができると言われる「長寿の星」です。
七福神の中の一人「福禄寿(ふくろくじゅ)」は
この星の化身ともされているんですよ。
縁起の良い星とともに、ハッピーな1年を迎えてみてはいかがでしょう。

ただし、いま見られなくても大丈夫。
2月初め頃まではカノープスシーズンが続きます。

★ ★ ★ ★ ★ ★
2016年も「東京プラネタリー☆カフェ」に
おつきあいいただきありがとうございました。
また来年も星のもとでお待ちしています☆
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