森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

02/22佐藤竹善さんと平原綾香さんのスペシャルセッション!

2015/2/22 update
平原綾香さん&佐藤竹善さん

だんだん暖かくはなってきましたが、油断していると、まだ寒い日もありますね。風邪引いていませんか?オープニングでは、”鼻が詰まるのと、咳が止まらないのだったら、どっちが楽なんだろうか?”という話をしました。平原さんは、鼻が詰まると歌えなくなるので、咳の方がまだコントロールできそうと言っていました。”わたし、最近風邪引かないの”って思うと絶対風邪引くから、調子に乗らないことが風邪ひかないコツなんだそう。調子に乗って、知らず知らずのうちに健康管理を怠っているということなんでしょうか…。皆さんも調子に乗らないように、気をつけてまいりましょう。

ヴィーナス・ラウンジのゲストは、SING LIKE TALKINGの佐藤竹善さん
今週は佐藤竹善さんの音楽ヒストリーやソロ活動について、いろいろお伺いしました。もちろん、先週お伝えしたとおり、佐藤竹善さんと平原綾香さんのスペシャルセッションもお送りしました!

もともと目標にしていたアーティストはどなたなんですか?
「いろいろ回りましたが、スティーヴィー・ワンダーとビートルズだと思いますね。先週流していただいた、ボビー・コールドウェルも目指していたのが、スティーヴィー・ワンダーだったり。スティーヴィー・ワンダーの音楽が素晴らしいというだけではなくて、音楽を持って何をするのかというのが、彼の生き方やいろいろな曲の詞の世界、トータリティで見たときに、スティーヴィー・ワンダーとかクインシー・ジョーンズ とかという感じですかね。
ひたすらコピーですよね。僕はちゃんとした音楽教育とかも受けてないので、耳で聴こえるのを一所懸命探して。(子供の頃は)英語は読めないんですよ。耳に聴こえるまま、自分で発音記号を作って、紙に書いて、それで練習した覚えがありますもんね。」

ソロとして活動する中で「北郷想 ~心の復興まで~」と題したライブをしているそうですね。
「僕は青森の出身なんですが、2011年東日本大震災の時、仙台にいたんですよ。被災もしているし、青森出身なんで、東北に仲間もたくさんいて、いろいろ状況を聞きました。ファンの人も東北の方もたくさんいらっしゃるわけなんですけども、時間が経っていくにつれて、復興が少しずつ進んでいるんですが、向こうの仲間たちと話すと、”何しろ忘れられていくことが一番切ない。忘れないでいてくれれば、それだけで、がんばれる”っていう話を聞く機会がありました。

記憶を連鎖してくということで何かできないかなと思って、47都道府県を月に1回だけまわるというコンサートを始めたんですよ。ラジオや新聞の人たちに協力を仰いで、”こういう意図でやってまいりました”というのを伝えてもらいます。ライブハウスで100人から130人ぐらいのお客さんの前で弾き語りでやるんですが、そこに来てくれた人にその想いを伝えるのも大事なんですけど、それ以上に、メディアに載ることで、エリアで繋がってくれることが、少しでも記憶の繋がりになればいいなと。4年以上かかるんですけど、今回の東京で15回目なんですね。
思い出してくれる人たちがいるだけで、被災地の人たちは何倍にも気持ちが盛り上がってくれるので、その後の行動は支援してくれる人たちにお任せしつつ、とりあえず僕は消えそうなローソクを点けてという感じでいければいいなと思うんですけどね。」

スペシャルセッションでは、THE BEATLES『Two Of Us』を選んでくださいましたが、なぜこの曲を?
竹善さん「ビートルズと言うと、『Hey Jude』『Let It Be』などいろいろあるじゃないですか?他にも面白い曲、たくさんあるような気がするなと思って、できるだけ覚えて、歌うようにしています。40年以上聴いているのに、歌うとその曲の良さがわかるというのがあるじゃないですか?この曲は4〜5年前に改めて弾いて歌ったら、面白いなと思って。中学校の頃はこんなに変拍子だなんて、気付いてないわけなんですよ。もうそのものとして覚えちゃうじゃないですか?大人になってから、詞から先にできたから、結局、詞に合わせて歌って、コードを付けたんだということがわかりました。
せっかく2人なんで、『Two Of Us』というタイトルにぴったりの感じでできるかなと思って選びました。」

平原さん「私もなにかしなきゃと思って、ドラムのキックの代わりに、いい厚みの本を叩いています。」

竹善さん「何気にやっていますが、綾香ちゃんのこだわりの音色ですから。いい音で録れていますよ!」

ラジオを聴いてくださった皆さん、竹善さんと平原さんのスペシャルセッションいかがでしたか?「綾香ちゃんのケルト的な喉を絞った歌もいいね!すごくいいなと思いました。初めて聴きました。こういう感じのトーン。これはいけますよ。日本人でいないですもんね。」と竹善さんも歌い終わった後、楽しそうに語ってくださいました。喉を閉めて歌うのも憧れだったという平原さんも嬉しそう。他のジャンルのもの、バラードもやってみたいという話もしていたので、いつか実現することを楽しみにしていましょうね。

来週は、竹善さんのプライベートを中心に、いろいろお伺いします!お楽しみに♪SING LIKE TALKINGの音楽の歴史を紐解いたアルバム『Anthology』など最新情報はオフィシャルサイトをご覧ください。

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