2011年8月18日

8/18 白石康次郎さんを迎えて(4)


白石康次郎さん最終日。『被災地、海との共存』について
【ヤマアラシのジレンマ】に例えて話してくださいました。

          ◇ ◇ ◇

【ヤマアラシのジレンマ】
ほら穴の中に、針のついた二匹のヤアアラシがいます。
寒さの中、二匹のヤマアラシが暖め合おうと近づきます。
しかし、近づきすぎるとお互いの針が相手に刺さり痛い。
痛いからといって離れると寒くなる。
二匹は近づいたり離れたりを繰り返すと、やがて・・・
お互いの一番いい距離をピタッと見つけることができた。


自然と人間の距離、自然が大切だといって原始時代に戻る
わけにはいかない。では自然を全部解離してしまえ、と
高い岸壁を作ってコンクリートの中で暮らすこともできない。
自然が強くても人間が強くてもダメ。調和をしていくのが
これからの日本のありかたのような気がします。
とくに日本は火山、地震、津波とお付き合いしながら
暮らしていかなければいけない。
その自然との距離感をうまく、今こそ計るべきじゃないか。

僕は世界一周の旅で、海にこてんぱにやられもしたし、
数々の美しい景色も楽しませてもらった。
自然からは、恩恵ばかり受けない、でも被害ばかりも受けない。
自然は「変化」が常なんです。 変化を楽しんでください。

 

◆白石康次郎◆
1994年に、史上最年少26歳で、ヨット単独無寄港世界一周を達成。
2007年、日本人初参戦の単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」クラス I
2位でゴール。
その後もさまざまなレースにチャレンジするとともに、
執筆や講演活動、ワークショップなどを通して、海の魅力を伝えている。

2011年8月17日

8/17 白石康次郎さんを迎えて(3)


海洋冒険家・白石康次郎さんから被災地の子供たちへ 

『チャレンジすることの意味は?』と聞かれれば
「僕は挑戦しにいくのではなく、幸せを求めにいくんです。」


          ◆ ◆ ◆

世界一周単独ヨットの旅、「一人で孤独じゃないですか?」とよく聞かれるが
一人だからこそ孤独じゃない。僕の船には、夢がある。希望がある。
何百キロ先にはライバルが走ってて、港には友人や家族が待っている。
で、船には何があるかというと、“何も無い”が在るんです。
都会に無いものが、いっぱいある。
だから「孤独」は心で感じるもので、環境は全く関係ない。


「僕らは挑戦しにいくのではなく、幸せを求めにいくんです。」
 
だから世界一周というのは、冒険しようとか、辛いことにチャレンジしてやろう
とかは全くない。僕の好奇心=「海の向こうになにがあるんだろう。世界一周
したいな」というその「幸せ」を達成するために、あらゆることに耐えて、あら
ゆるチャレンジをして、いろんな技術を学んでいくんです。

ぼくは今44歳だけど、幸せの達成率はまだ6割くらいかな。
あと10年ぐらいは頑張って、あと2レースぐらい世界一周したです。


◆白石康次郎◆
1994年に、史上最年少26歳で、ヨット単独無寄港世界一周を達成。
2007年、日本人初参戦の単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」クラス I
2位でゴール。
その後もさまざまなレースにチャレンジするとともに、
執筆や講演活動、ワークショップなどを通して、海の魅力を伝えている。


  
«前の記事へ || 1 | 2 | 3 |...| 715 | 716 | 717 | 718 || 次の記事へ»

パーソナリティ:中西哲生・高橋万里恵

メッセージ、ご意見、プレゼントご応募はこちら

2017 東日本大震災から5年 LOVE&HOPE 2016年3月11日(金) 特別企画放送

「LOVE&HOPE〜防災ハンドブック2015」PDF版ダウンロード配信中

アーカイブ

  • いのちの森
  • Support Our Kid's
  • TOKYO FM
  • JFN