2013年12月3日

12月3日 オペレーション・ブレッシング・ジャパンの「チャリティ年賀状」


アメリカに本部を持つ「オペレーション・ブレッシング・ジャパン」は、教育や人道支援、そして災害援助に取り組むNPO法人。震災の直後には、東北に救援物資を届けるとともに、震災でメガネを無くしたり、視力が低下してしまった人のために、検眼をした上で適切なメガネを提供するサービスに取り組みました。届けたメガネは5000着以上。また、漁業の復興に向けた支援事業や、外遊びができない福島の子どもたちに、スクールバスをプレゼントする活動も行ってきました。そんな「オペレーション・ブレッシング」が今回取り組んでいるのが、「チャリティ年賀状」です。

「オペレーション・ブレッシング・ジャパン」の代表理事、ドナルド・トムソンさんお話を伺いました。

◆チャリティ年賀状
年賀状の企画は、福島県相馬市という原発に近い街の子供達に絵を描いてもらうもの。テーマは「午」と「希望」。
「午」は来年の干支でもあるが、相馬は馬追いの伝統のある街なので、馬がいいかなと。(子どもたちに馬の絵を書いてもらった感想は)まず上手だなと。また、希望という言葉も空を飛ぶ姿など、自分たちの街が汚染されているのも現実だが、希望を持って前身しなければいけない。馬のように前に進んでいく、というイメージを受けた。
またこの活動を通して、一つの訴えにもなるかなと。福島では子どもたちがあまり外で遊ぶことができないことは、大人としては心が痛む。バスを寄贈した幼稚園も計測器で放射能を測定して、子供を今日外に出すか出さないか、判断している。これは絶対大丈夫ということは誰もいえない。そういうところを見ると心が痛むし、なんとか早くこの問題が解決するように祈るばかり。


力強く草をはんだり、空を駆けあがる馬の姿など、デザインは4つ。お年玉付き年賀状に描かれていて、価格は1枚100円。10枚がワンセットです。12月20日まで購入可能。集まったお金は、福島の子供たちの移動手段となるスクールバスの購入資金に充てられます。購入は「オペレーション・ブレッシング・ジャパン」のHPから。

オペレーション・ブレッシング・ジャパン

パーソナリティ 鈴村健一

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