SCHOOL OF LOCK! | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016 LIVEレポーター募集!

8月14日(日)
『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016』 LIVE REPORT

RN 堕落者 京都府 17歳



 「2016年8月14日」それは自分史上最も熱く、最も長い1日だった。
そう、人生初のフェスの参戦である。人生初のフェスはROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016の4日目に参戦した。
入場ゲートに着くと朝から暑かったのに人があふれかえる位朝から賑わっていて、これが「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」というものかと実感させられ、まだ始まってないのにお客さんのフェス参戦の熱意も伝わってきてわくわくが止まらなかった。

 会場に入り、グッズを買い、「さぁ!楽しむぞ!」と思いながら自分はまずPARK STAGE4日目のトップバッター「ヒトリエ」を見た。ヒトリエの芸術的で刺激的なサウンド、踊り狂いたくなるような独特な音楽。これこそ自分達の音をこだわりにこだわったヒトリエしか表現できないサウンドだ。朝からオーディエンスのテンションはMAX!自分も朝という事を忘れて夢中になっていた。朝から本当に楽しかった。

 次に見たのは、同じPARK STAGEの2組目「岡崎体育」だ。ROCK IN JAPAN FES初登場なのだが堂々としていてオーディエンスをイジって盛り上げながらも、岡崎体育特有のテクノポップで皆のハートを鷲掴んでいた。他のアーティストと一味も二味も違うとても楽しくノりやすく、そして面白いLIVEになったと感じられる。

 ここで、自分はとても迫力のある2組に圧巻され1回落ち着こうと思い、また当日は本当に暑く、持ってきたペットボトルの飲み物を切らしてしまったので飲み物を買おうとも思ったので、フェスでの昼ご飯いわゆる「フェス飯」を食べた。フェス飯はカレー、丼物、ラーメンさらには、海鮮丼まであり、種類が豊富でどれもおいしそうで迷ってしまった。迷いに迷ったが、自分は豚丼を食べて午後からのLIVEに力をつけた。
 昼ご飯を食べ、色々なエリアを見たいなと思い、色々と歩いて見て回った。今年からエリアがさらに広くなり、昨年まで1本しか無かったルートが新しく増えさらに、ステージまで増えて昨年よりもっと楽しみが増えていたはずだ。個人的にはルートが2つになり歩きやすく、自然を感じられ、のびのびと出来た。ここから後半戦。盛り上がっていこうと歩きながら思った。



 後半戦はPARK STAGE4組目のアーティストの「LiSA」から始まった。勢いが良く、曲1つ1つに熱が入っており彼女らしく攻めに攻めていて、その反応に応えるようにオーディエンスも盛り上がっていて本当に楽しく気持ちが良かった。LiSAがフィールド一面を煽りながら身体を振り回すように踊っていてとてもストイックなパフォーマンスに誰もが熱くなっていた。
 ついにこのROCK IN JAPAN FESTIVAL最大のステージであるGRASS STAGEに足を踏み入れる。
GRASS STAGE4組目。フェスの王道といっても過言ではないだろうというアーティスト「湘南乃風」。他のステージとは違う圧倒的な大きさに驚いたと同時に湘南乃風の熱い熱いミュージックに圧巻された。一気にオーディエンスが湘南乃風に染まっていく感じがたまらなく、心地が良くなぜかこっちまで熱くなった。タオルを振り回し、隣の人と肩を組みまるで、ここにいる全員と繋がっている気持ちになれた。



 GRASS STAGE5組目、本当はSuperflyだったが、急遽キャンセルになってしまいその代わりとして今ノリにノっている「WANIMA」が登場した。面白さもカッコよさも持っているこのWANIMAはこの大きなステージをあっという間に激震させ、ボルテージを絶頂へと持って行った。今、この瞬間、瞬間を全力で楽しんでいる感じが伝わり、WANIMAの全てが見れてまさに奇跡が生んだ最高のステージだった。



 つづいては、今若者に絶大な人気を得ているGRASSステージ6組目「ONE OK ROCK」が登場した。最初から全力、そして「これがONE OK ROCKだ」と言わんばかりの音になり、俺らが欲しがっているものを全部返してくれるように曲を鳴らしてくれる。彼らの曲がこのステージに来ている皆のハートを鷲掴み、まるでここに伝説を残すのではないのかと思える位の本気のROCKを聞かせてくれた。久々に痺れ、熱く、叫びたくなった事を今でも忘れられない。



 そしてGRASSステージラスト、そうこの熱く夢のような「ROCK IN JAPAN FESTIVAL.2016」を締めくくる最後のアーティスト「ASIAN KUNG-FU GENERATION」がついに登場した。これぞアジカン!という音楽を掻き鳴らしてくれ、アジカンにしか出せない鳴らせない濃密な音を聞かせてくれた。このアジカンの世界観に皆吸い込まれて心地よく、何故か優しく感じた。時代と向き合い日本のロックの創ってきたアジカンだから出来た最高のグランドフィナーレだった。アジカンのLIVEが終わると共にいつのまに暗くなっていた夜空に満開の花火が打ちあがり、フェスの終わりを告げた。  人生初のフェスは熱く楽しく、様々なアーティストをたった1日で見れたことに最高に満足出来て充実したものになった。人生初のフェスは最初で最後であり、初めてなりにわくわく出来るのも最初で最後なのかもしれない。だがこれからは、去年行ったこのフェスより、どれだけこの「思い出」を越えられるのかと思える。来年も参戦したいと共に今からわくわくが止まらない。本当に良い経験が出来て良かった。来年も待ってろRIJF!

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