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私の高校時代のバイブル「放課後の音符」。しかし久しぶりにそのページをめくってみると、あの当時どの部分に共感してどの辺りに憧れを持っていたのか、まったく思い出せず…。嗚呼、私の中の17歳は永遠に失われてしまった…と妙な喪失感を味わってしまいました。ところで番組では小川さんに『この作品を初めて読んだ時のこと、憶えていますか』とよく訊ねるのですが、小川さんはその時のキモチ、事細かに憶えていらっしゃるんですよね。昔は日記をつけていたという小川さん。今感じていることを「保存」するにはやはり「書いておく」こと、なんでしょうか。小川さん、そしてチェ・ゲバラに倣って、私も日記つけようかな…。
(アシスタント:藤丸由華)

2009年02月15日
井伏鱒二
『山椒魚』

2009年02月08日
小池真理子
『無伴奏』

2009年02月01日
エルネスト・チェ・ゲバラ
『モーターサイクル・ダイアリーズ』

2009年01月25日
北杜夫
『夜と霧の隅で』

アーカイブ
Till There Was You/ ザ・ビートルズ
「放課後の音符」最終章「Keynote」には、春があふれています。「私たちの音楽を奏でたい」と終わる小説に、「君に出会うまでは、愛の調べも耳に届かなかった」というビートルズの1曲を。
ファーストラブ/宇多田ヒカル
この本に出てくる女の子たちは、媚をうらない、ほかの子と群れない、本を読んでいそうな感じ。そんな雰囲気をもっている16歳の宇多田ヒカルさんが歌っていたのは1999年のことでした。

Whatta Man/アン・ヴォーグとソルトンペパ
アンヴォーグとソルトンペパはどちらも90年代のはじめに活躍したR&B,HipHopの黒人女性グループ。 自分の彼氏自慢をする愛らしいガールトークの歌。全米3位の大ヒット。

 
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