番組で「作品に登場する人物、誰が気になったか」という話になると、その理由まで小川さんとぴったり一致することがありますが、今回はまさにそれ。戦争中、日本新聞社の通訳として活躍したチャンに、二人とも心奪われてしまいました。日本人ジャーナリスト達と内容の濃い時間を過ごしているはずなのに、ずっと彼らによそよそしい態度をとり続けていたチャン。その理由はチャンが戦争に行かなければならなくなった時、はじめて明らかになります。なんとも切ないその理由に心打たれた私たち。35年前に終わっている戦争ではありますが、チャンの無事の帰還を願わずにはいられません。
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