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おとぎ話のようなはじまりに幻想的な描写。しかし戦争という“死”と隣り合わせの過酷な状況をリアルに描いていて、『島の果て』はとても不思議な雰囲気を持つ作品です。独自の文化を育む“島”が舞台であるというのも、不思議の理由の一つかもしれません。沖縄やハワイ、バリなど人々の好奇心を刺激する島は世界中にありますが、小川さんは岡山育ちゆえ瀬戸内海の島々がお好きなのだそう。中でもお気に入りは、小さい頃からよく訪れていたという小豆島。小豆島といえば『二十四の瞳』ですね。島が舞台の文学を探して、まとめて読んでみるのも面白そうです!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2011年8月7日
河合隼雄
『泣き虫ハァちゃん』

2011年7月31日
V.E.フランクル
『それでも人生に
イエスと言う』

2011年7月24日
小澤征爾
『ボクの音楽武者修行』

2011年7月17日
レオ・バスカーリア
『葉っぱのフレディ』

アーカイブ
海の青 空の青/大山百合香
浜辺で中尉を待つトエを連想させる情熱的な歌。大山百合香さんは沖永良部島出身。
千鳥浜(ちじょりはま)/朝崎郁恵 with ゴンチチ
朝崎郁恵さんは加計呂麻島出身、奄美を代表する歌手。これは物語のはじめ、こどもたちとトエが歌っていた曲です。

ホノホシの風/中孝介
中孝介さんは、奄美大島出身。奄美大島ホノホシ海岸の波の音入りです。

 
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