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物語の舞台は歴史深い、とある館。小川さんは「古いお屋敷には、昔そこに住んでいた人たちが使っていた物が沢山残っていて、その一つ一つに物語を感じられるんです」とおっしゃっていました。そんな環境にアリソン・アトリーや小川さんのような感受性の強い書き手が身を置くと、未来に残る素晴らしい文学が生みだされるのですね。ちなみに私は初めて行った外国がイギリスで、100年前に建てられたというお屋敷にホームスティさせてもらったのですが、滞在した2ヶ月間、英単語をつなぎ合わせるのと遊ぶのに大忙しで、一つも物語を感じることなく帰国してしまいました。感受性、弱い・・・。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2013年6月2日
ロバート・キャパ
『ちょっとピンぼけ』

2013年5月26日
『百人一首』
2013年5月19日
深沢七郎
『楢山節考』

2013年5月12日
水村美苗
『母の遺産-新聞小説』

アーカイブ
ギヴ・ミー・ユア・ハンド/ザ・チーフタンズ
”今の世界”で干し草刈りを手伝いにきてくれるアイルランドの人たち、”昔の世界”のアイルランドの吟遊詩人それぞれの音楽がペネロピーの心を捉えます。チーフタンズは結成50年。
ヒイラギとつた The Holly&The Ivy/ザ・ウェスターン・ウィンド
昔の世界で「ヘンリー王が作った「ヒイラギとツタ」を奥方が歌い、私も合唱した。」とあるクリスマスキャロルの古典。作者のアリソン・アトリーも口ずさんだそうです。

グリーン・スリーヴズ/キリ・テ・カナワ
昔の世界で、フランシスがペネロピーの緑のドレスにちなんで最近流行っている曲だと何度も歌ってくれます。音楽も時を越えて昔と今をつないでいることを感じる1冊です。

 
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