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人間の都合で重い荷物を運ばされていたのに、挙句「こんなタイプはだめです」という悪い見本にされてしまった『塩を運んでいるロバ』。「不憫でならない!」と力説していた小川さん、子供の頃見た挿絵の悲しげなロバの目まで思い出して、更に悲しくなったようです。このようにあの頃どんな風に読んでいたかという自分の子供時代に出会えるツールとしても楽しいイソップのお話ですが、自分への戒めの1話を選んでみるというのも実に面白い!調子ノリの私が選んだのは『オンドリとワシ』。小川さんには大笑いされてしまいましたが、家族や友達、恋人と「私の教訓はコレだ!」遊びをするとお互いの性格や気にしているポイントがわかってかなり盛り上がりますよ。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2015年6月7日
プーシキン
『スペードのクイーン』

2015年5月31日
安岡章太郎
『海辺の光景』

2015年5月24日
カレル・チャペック
『園芸家の一年』

2015年5月17日
角幡唯介
『空白の五マイル』

アーカイブ
せみの歌(ラ・シガーラ)/ローラ・ベルトラン
♪ギターを弾きながら、蝉のように歌いながら死にたいの♪というメキシコの歌。イソップでセミは歌う存在、「人間とセミ」では、旅人を慰めるだけ、殺しても声のほかはなにもみつからない、と。
シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」より「セレナーデ」/ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
”白鳥”は歌うために飼われていました。夜、ガチョウとまちがわれて連れていかれた白鳥が死ぬ前の悲しい歌を歌うと人間がそれに気づいて命を助かりました。
ウサギとカメ/斉藤和義
♪結局最後はどっちが勝ったんだっけな?♪2011年の曲です。
 
今まで紹介した作品
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