2016/6/12
今年は水不足が心配な夏になりそうですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
「波長の法則というのでしょうか。夫婦に関する悩み相談のメールがとまりません。この番組を聞いて、お若い方も結婚に幻滅しないでくださいね」という江原さん。
今日は先週に引き続き『夫婦』をテーマにお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇When I was your man / ブルーノ・マーズ
◇楽園 / 江原啓之



「結婚して17年。2人の子どもに恵まれ、ケンカしながらもなんとかここまできました。しかし。子どもが赤ちゃんだった頃、泣き止まないと人前構わずに“うるさい!!”と怒鳴ったり、6個ある饅頭を子どもは2個、大人は1個に分けたら“何でおまえらは2個なんだ?”と指摘したり、旅先で子どものリュックに自分のバッグを入れて、自分は手ぶらで歩いて、それを注意したらふて腐れたり…。私とのケンカも私が悪くなくても、私が謝れば落ち着くので、最後は私が謝って…という生活に疲れてしまいました。尿酸値を下げる薬を飲んでいるので、プリン体ゼロのビールを買っておいても、プリン体入りのビールを飲んでいたので注意すると“プリン体は食べ物にも入っているんだ!もっと勉強してから言え!”と言うのです。私がこうやって生活できているのは夫が頑張って仕事をしてくれているからだという感謝もあるので頑張ってきましたが、このまま一緒にいるかと思うと疲れてきて、ネガティブな気持ちになってきました。ただ、優しい子ども達は夫がいたから生まれてきてくれたのだと本当に感謝してきます。このような夫の受け止め方や関わり方をどのようにしたらいいか、助言くださればありがたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「我慢の限界が来たら“ふざけんな!オマエ!!”“やってられねぇよ!出て行ってやろうか!”と急に豹変してみたらいかがでしょう。一度、脅してみる(笑)。幸せな旦那さんですね。怖いのは、夫婦の在り方を、子どもは絶対に見ている。子どもがどういう感覚なのかを見れば、どっちの言い分が正しいかが分かるのです」


「1歳の子どもがいますが、夫とは現在、離婚協議中です。理由は夫のモラハラに耐える事ができなかったからです。当初は、私の至らぬ点があり、学ばなくてはと思い頑張ってきましたが、夫の暴言など配慮の無い言動に耐えられず、自分の幸せも大事にしようと思い、子どもを連れての離婚を決意しました。私にとってはステップアップする為の離婚で、気持ちが前を向いていますが、夫にとっては、離婚を承諾しつつもとても辛いようで、精神が不安定になっているようです。前を向けるよう、言葉をかけてあげたい気持ちと、今はその立場ではないし、そうするべきではない気持ちでモヤモヤしています」というメールをいただきました。

江原さん
「難しいですね。しかし、お互いやり直す余地があるのではないか。相手もつらく、あなたも言葉をかけてあげたいと言っている。もう一回、話し合ってみてはいかがだろうか。“これを直す。今度これをやったら離婚する”と、念書を書く。そして、あなたもいつでも離婚できるように着々と準備をする。まだ、やり直せるのではないか。もう一度よく考えてみてくださいね」


「私は小学生1人幼稚園児2人の母です。主人は9歳年上で18年前に結婚しました。主人は今までに何度か浮気(未遂含む)をしており、発覚するたびに止めて欲しいとお願いをしては、結局繰り返して今に至っています。現在は趣味のSNSを通してたくさんの知り合いを作り、オフ会に参加しています。これ自体は百歩譲って許したとしても、私が嫌なのは、その中の女性で気になる存在を見つけると、個人的に連絡を取り合って2人で会ったりしているのです。もちろん私にはウソをついてです。やましい事がないなら事実を言ってと伝えてもダメなのです。今まで何度も離婚を考えましたが、子ども3人を連れて生きていく自信もなく結局泣き寝入りです。浮気は病気だと割り切れない私がいけないのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「難しい。両成敗。結婚というのは永久就職ではない。これから結婚する人もそうだが、仕事を持ったり、専業主婦になるとしても契約専業主婦でないと。“夫から頼まれたから専業主婦になっているのだ”と。結婚20年経たなくても、財産は半分などと、ケンカは先にしろで、ビジネスライクが一番いいと思う。旦那さんの浮気は病気だと思うが、気持ちは分かる。旦那さんは離婚して再婚するという派手な事は考えていない。そこまでの甲斐性はないし、家庭の事も一応考えている。けれど旦那さんは、生きる楽しみがないのだと思う。そんな事を言うと奥さんも“私にだって楽しみないのよ”と言うと思う。楽しみというのは、物質的な事ではない。細やかな事でも、今日一日の中でレクリエーションをどう作れるかなのです。浮気がどうこうよりも“あなたは一体どうすれば幸せなのか。どういう人生にしたいのか”という事を聞いてみた方がいい。“私はこういう人生にしたい”と、一度ディスカッションしてみたらいい。日常の中のちょっとの幸せを、みんな忘れてしまっている。昔『今日は我が家で手巻き寿司』というCMがあった。具材は何だっていいし、ただ自分で巻くだけなのに、みんな、なんか楽しかった。今の人は、楽しみの作り方がヘタクソ。ディナーだと変な家族だと思われるかもしれないが“今日、公園で食べよう”とかも楽しいかもしれない。日本人というのは、そういうレクリエーションを作るのが上手だった。お月見、お花見など、日常を少し非日常にする。現代人は、与えられるレクリエーションばかり。テーマパークに行くのもいいけれど、与えられる事ばかりで、作る事を忘れてしまった。家族でハンドベルや、歌を歌うとか、しりとりをするとか(笑)。いかがでしょうか」


「先日、夫が帰宅してからの事です。前日仕事が忙しくてイライラしていた夫は、些細な事にも突っかかるような口調で話すので、短気な私は“この野郎”と、心の中で想いました。子どもを寝かしつけてからも私の怒りは収まらず、夫の安らかな寝顔を見ると尚更“あ〜!もう家出でもしたいわっ!”と思っていましたが“どうしたらイライラが収まるのかしら”と心の中で考えていると、以前読んだ江原さんの本の一節が心に浮かびました。“嫌だと思っている事も、自分で履修届を出して決めた事”“出会えた奇跡を、美しい軌跡に変える”。結婚生活で学ぶ事は沢山あるし、よく考えてみると“至らない私の様な妻に、夫もよく付き合ってくれている”と思うと、心穏やかになりました」というメールをいただきました。

江原さん
「素晴らしい。今日のすべての総論ですね。ありがとうございます!この言葉を、みなさま家に貼ってみたらいかがでしょうか(笑)」


●6月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
6月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「大切なのは、どのような立場でも自立していることです」
「人間関係のトラブルのとき思い出してください。波長の法則。類は友を呼ぶです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメメール
◇ 厄払いのお便り
◇ エンジェルさん目撃談
◇ 若者メールからのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ 6月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
メッセージの応募はこちらから