2016/7/10
※東京は選挙特番の為、明日7月11日(月)20時〜の放送です※

今回の参議院議員選挙から、選挙権が20歳から18歳以上に引き下げられる事になりました。
「とてもいい事。真剣に国の事をもっと考えて欲しい。先月、桝添都知事が辞任した。報道で、都民に対しどれだけ宜しくないのかという話になるのであればいい。しかし、ジャーナリストの立場として仕方がないのかもしれないが“これから不信任案が出て、辞任かどちらかを決めて”などの話ばかり。議員さんも都知事を追い詰めるのを嬉々としているような気さえしてしまう。都知事選を行うと50億円かかるらしい。それは税金。そんなに頻繁に選挙をされると困るのです。待機児童問題、公共施設の修理・修繕もして欲しい。これからオリンピックでお金もかかる。未来の・今の若者たちにバトンを譲り渡していくのに、負の遺産だけは、残したくないですよね。
若い子の悩みは色々あり、シンプルで荒削りで未熟さがいっぱいあるが、気持ちがいい。良く見せようというのがない。大人の方が、良い人ぶってみたりして、迷宮に入り、解決の糸口がつかめなくなるという事がある。この番組では若者を応援しています」という江原さん。
今日は『若者』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Man In The Mirror / マイケル・ジャクソン
◇さくら咲く / INSPi



「相談したい事があります。それは修学旅行の事です。楽しい旅行にする為に、班は仲の良い友達で作られ、日程も決まっていましたが、数人孤立してしまった友達がいて、班員を交換する事になりました。が、先生が一部だけの交代に反対し、1から班を変える事になりました。でも、新しく決まった班は仲良くない人たち同士がくっついたりして、クラスの雰囲気が悪くなり、先生たちに対しての態度も変わってしまいました。みんなが修学旅行に行きたくないと言い出してしまいました。孤立した子を作ってしまった私たちも良くなかったのですが、この状況を良くするにはどうしたらいいですか」というメールをいただきました。

江原さん
「何事にも疑問を抱いて、突っ込んでくるこの姿勢、好きです。若いんだから、正しくても、間違っていたっていい。つっこむという事は、自分の中で、何とかしたい、乗り越えたいという向上意欲があるから。まず言える事は“どうでもいい”という事。すべては経験と感動。あなたの悪い所は、なんでも白黒はっきりさせたい所。そこは良くない。頭で決める事を、机上の空論という。みんな“行きたくない”と言っていても、そういう修学旅行があってもいい。それも経験と感動。そこから学ぶ事がある。今後に生かしていけばいい。何でも“全部完璧に間違いがないように”と、大人が植え付けているのかもしれませんね。いっぱい躓いて、いっぱい転んでください。それも感動。そうすると、次には喜びの感動に変わっていきますよ」


「私は上京して1年2カ月経ちました。単身赴任の父の元に住みながら職を探していました。私は採用を待っている間、時間がある為、自分のタメになる事を学びたいと思い英語を勉強しました。しかしながら3ヶ月しか続かなかったです。最近縁があり、また英語の勉強を始めています。自分が中途半端な気持ちで勉強しているから続かないのでしょうか。また、上達したいと完全に思ってないのか、甘いから続かないのでしょうか。自分は甘いと思います。喝をいただけませんでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「はい。甘いんです(笑)。自分で答えが分かっている。“喝”を入れてもダメだと思う。人間は何でも、追い詰められてこそ、必要に駆られてこそできるもの。私も英会話、全然続きません。教材も買うだけで、全然ダメ。“江原さん、忙しいのによく全部色々とできますね”と言われるが、追い詰められるからできている。私は、締切がなかったら絶対に原稿なんて書かないと思う。この番組でも“冒頭と締めのことたまを送ってください”と言われたら、すぐにメールで送る。仕事がたまっていくのが嫌なのです。やれる事は計画的に、バシバシやっていってしまう事です」


「美容整形で失敗しました。外出がとても苦痛です。プチ整形なので数ヶ月すれば元に戻りますが、毎日苦しいです。今になって元の顔を好きだった事に気付き、大変後悔しています」というメールをいただきました。

江原さん
「それでいいのです。幸いな事に元に戻る。これは“大事にしなさい。しっかり考えなさい”というメッセージ。外に出たくない程、落ち込んでいる。これからは、軽率には考えない。プチ整形くらいならいいが、若い人に本当によく考えて欲しいのは、タトゥー。将来の仕事などを考えずに軽率に入れてしまう。未来をちゃんと見なければいけない。消すのは体が傷つくし、お金もかかるし、大変。やめた方がいい。そんなにタトゥーがしたければ、今はシールもありますからね」


「私にはやりたい事、挑戦したい事がたくさんあります。自分の口で言ってみたり、頭の中では考えているものの、なかなか実行に移す事ができません。先日、私が将来やりたいと思っている事を母に話しても、子どもの言う事だからと本気にしてくれません。普通に会社に就職して、普通に結婚して、普通に人生を終える。これが幸せな事だとは分かっているのですが、自分のやりたい事をしないと、やはり後悔する気がしてたまりません。そうは思っているのですが、やはり行動に移す事ができません。多分、今回の私の人生のテーマは『行動』なんじゃないかと思うようになりました。こんな私に“喝”を入れてくれませんか」というメールをいただきました。

江原さん
「まず、文句を言いたい。“普通に会社に就職して、普通に結婚して、普通に人生を終える。これが幸せな事だと分かっている”と言いますが、誰が、それが幸せだと決めたのか。こういう考えが、オッサン臭くて嫌だな。つつがなく生きるという事は大事な事。しかし、人生には一切“普通”はない。働く事は何だって大事な事だし、結婚がすべてではないし、子どもが生まれない人もいる。色々と人生にはあるんです。ちょっと固い考え。“幸せ”とは何なのか、“普通”とは何なのか、まずは考えてみる。定義しないとダメ。“行動に移す事ができない”というのは、自分の中に真剣さが足りないから。“三度の飯より好きか”という昔の言葉がある。何があっても、それが好きなのかという意味。それくらい自分が情熱を傾けられるのかという事。私からの一言。全ては責任主体。自分でちゃんと落とし前を付けられれば、人生はいいんです。よく考えてみてくださいね」


「私は高校から親元を離れ、寮生活をしていました。両親にはすごく感謝しています。でも、その感謝の気持ちを行動に表す事もできずに大学生となり、大学でも一人暮らしをさせていただいています。1年最後のテスト期間中に突然、母から父が倒れて危篤状態と連絡があり、急いで帰省の準備をしましたが、その後、母から“テストをしっかり受けて帰って来い”と連絡があり、テストを終え4日後に帰省をしました。そしたら病室には父が横になっていて、話もできませんでした。あんなに強く丈夫な父が弱々しくなっていて、言葉を失いました。私がそこに着いた3日後に父はあの世に行ってしまいました。話したい事がたくさんありましたが、話せず、悔いがあります。そんな父はたまに私の夢に出てきます。それは、まだ父が心配なので夢に出てくるのでしょうか。それとも私が父をずっと思っているので夢に出てくるのでしょうか。私は夢に出てきてもらうとすごく嬉しいです。父は生前に私をすごく心配していたと母から聞きました。そんな父は、ずっと私の近くにいて見守ってくれているのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「“心配していた”という事をしっかり胸に刻み“いつも心配されている。これではいけない。自分で自律してしっかりしなければ”と思わなければダメ。お父さんを早く亡くして、気の毒だけれども、私もそうですが、親になっている人からすると、通常は、子どもを思わない親はいない。心配なのは当たり前。どんな子でも心配。いついつまでも心配していて当然。見守っているというのもその通りだが、甘く見ないで欲しい。“心配させちゃいけない”と思ってあげて欲しい。それを常に胸に刻んで生きていけば、お父さんが一番喜ぶ事だと思いますよ」



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●江原啓之 今夜の格言

「人生は運命を拓く場です」
「運命を拓く楽しさを知ってください。きっと輝きます」

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