2017/6/11
梅雨入りしましたね。
「人が死に直面した際の臨死体験の話などがあります。脳神経外科の世界的権威であるエベン・アレクサンダー医師も、かつては死後の世界を否定していたが、自身も臨死体験をする事によって“死後の世界はある”と言って、センセーショナルな事になり、書籍も出し有名になった。エベン医師は脳の大部分が機能停止状態になり、生還する可能性が低かったが生還し、障がいも残ると言われたが残らなかった。その状況の中“病室の中に、この人とこの人とこの人がきてくれた”という時系列をすべて覚えていて、それをその後、自分で書き留めた。自身が脳外科医だから、MRIで断層写真を時系列に見ても“この脳の状態では、その時にその幻覚を見るはずがない”と、アレクサンダー医師は“死後の世界はある”と言っている。また脳外科医の方達は臨死体験の話をたくさん聞いている。聞いてはいても科学者だから信じていない。中にはすごく興味深い臨死体験の話もある。ある時、手術をした後に“先生がこういうふうに言った。こうだった。ああだった”と言った事がその通りだった。その人は盲人だった。そして“先生って、男前だったんですね”と言ったんだとか」という江原さん。
今日は「スピリチュアルな現象」をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇永遠の絆 / ケルティック・ウーマン
◇想い出と言う名のフェアリー / 江原啓之



「昨年10月に突然の事故で主人を亡くしました。先日、主人の知り合いから不思議な夢を見たと電話がありました。“好きな人が現れたら、私の事は忘れて結婚して、幸せになって欲しいと伝えてくれと。家に自分の居場所がなくて、飲み歩いてばかりいたと。何をやっても上手くいかなくて幸せに出来なかったと。子どもを叩いてばかりいたと。ずっと見ている。愛していると”。あまりにもリアルな感じの夢だったので、知り合いの方も驚いたように話してくれました。私は涙が止まらなくなりました。家族想いの主人に居場所を作ってあげられなかった…。そして、主人の大我の愛を感じました」というメールをいただきました。

江原さん
「人間は生きている間に正直に生きる事は難しい。奥さんに直接言わず、知り合いに言ったのは、その方が信憑性があるから。自分自身の事だと思い込みだと思ったりもする。けれど他人から聞かされると、びっくりする。他人が細かい事まで知らなければ尚の事。あまりにもリアルだったという事で、余計にご主人からの言葉を感じるんですね」


「先日、幼馴染が闘病の末、他界しました。幼少の頃よりこれまで、会えない時間は多々ありましたが、彼女にはいつも支えられ、心の拠り所のような存在でした。桜が満開を過ぎる頃、彼女は家族に見守られ、この世を去りました。風に舞い散る花びらと一緒に、彼女も天国に舞い上がっていったように感じます。誰にでも本当に優しく、今でも思い出すのは彼女の笑顔ばかり。その笑顔に何度救われたか分かりません。彼女が逝ってしまった悲しみが半分。もう苦しい思いをしないでいいね、頑張ったね、ありがとうねと思う気持ちも半分。いつかまた彼女に会えるのかなと思うと、死ぬという事があまり怖くなくなりました。彼女が去った悲しみはとても大きいけれど、お通夜、お葬式を通じて、悲しい気持ち以上に彼女の皆を思う温かさ優しさが思い起こされ、こちらも彼女の旅立ちを見送る心づもりをさせてもらったように思います。彼女の笑顔が、これからも私の大事な大事な心の御守りです。生前の頃より、彼女は江原さんの大ファンでした。きっと天国でも江原さんのラジオ、楽しみに聴いていると思います」というメールをいただきました。

江原さん
「有難い事です。私も死んだらまた向こうで講演会をしなければいけない(笑)。ラジオも電波だから向こうに聴こえたりするんです。霊は不思議なもので、電気にすごく反応する。幽霊の話では必ず電気が点いたり消えたりと、必ず電化製品に反応するのです」


「先日、17歳半で愛犬が旅立ちました。その前日、実家の父から不思議な体験をしたと聞かされました。それは、反射式のストーブで鍋にお湯を沸かしていた時の出来事だそうです。鍋が小刻みに規則正しく動き出したという事です。今までにない事なので、母や姉も呼び、その状況を確認し、みんなで驚いたそうです。田舎では死に近い人がお世話になった人のところを回る“お知らせ”という言葉があります。それなのではと思っていたそうですが、どこからも不幸の知らせはなく、ホッとしていたそうです。愛犬は父の事が大好きで、我が家に遊びに来た時には必ず父の膝に乗ってくつろいでいました。犬にも死に際に自分の好きな人の所へ行き、何かアピールする事はあるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「あります。我が家の愛犬もそうでした。昨年6月5日に旅立ちましたが、私はその日に限って自宅にいました。書斎で仕事をしていたところ、戴いていた胡蝶蘭の5つの花が一片にドサッと落ちたんです。あまりの音にパッとパソコンから目を離し“何かあったな”と思ったら、家内から“ボーチェが動かない”と内線があった。まだ体が温かかった。蘇生をするかと思って名前を呼びかけたりしたのですが、それがお別れでした。私も出張が多いですが、その日を待っていたのかなとも思う。良い子だった。みんなで見送る事ができました」


「一般的に“霊がいそう”と言われている場所に、病院・学校があげられますよね。真夜中の病院は確かに怖いですし、子どもの頃、放課後の教室はシーンとして、怖かった記憶があります。よく映画の題材にもなっていたりします。これって、情報発信媒体の刷り込みなのでしょうか。それとも誰もが第六感的なもので、何かを感じ取っている事を、ただテレビや映画が代弁して、それにみんな賛同しているから誰もが、病院・学校を怖いと思うのでしょうか。どちらも共通している事は“人が集まる”というところ。それならショッピングセンターや駅やコンビニなど、もっと身近な所もってなりますよね。小さな疑問ですが、お答えいただけたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「その通りです。ただ病院は霊が出やすい。なぜかというと、死んだ事に気が付かないでずっと居たりするから。私の読者さんやラジオを聴いていただいている方には医療従事者の方が多い。みなさんの職場で幽霊を見るという話がある方、どうぞ番組にメッセージをお寄せください。看護師さんたちは意外に当たり前のように語ります。私も病院に入院したりすると、よく看護師さんが部屋にやってきて“実はこんな事があってね”と言うんです。けれどそれは怖い話ではなく“今日亡くなった患者さん見ちゃった”という感じで、それだけ親しんでいた患者さんだから“○○さん、もう亡くなったんだからね”と言うようにしているらしい。学校はほとんど嘘。けれど、学校に行きたいのに病気で亡くなってしまう子もいる。そうすると“学校に行きたい”という想いがそうやって現れる場所もある。けれど、病院と比べると全然違う。江原啓之が視る幽霊を見る場所ベスト1は『駅』。朝のホーム。朝の新宿駅に行くとたくさんいて、私は悲しくて涙する。世の日本のお父さん方は、会社への帰属意識が強い。入院している人がよく言う言葉“オレがいないと会社が…”。出勤しようとするお父さんの霊がたくさんいる。女の人でよく見かける1位。『デパート』。やっぱり好きなんでしょうね。それで値札を見て驚いていたりするんです(笑)」


「私は歴史が好きで、夏休みの旅行などで、歴史上の人物のお墓参りをする事があるのですが、そこで疑問に思った事があります。時代は関係なく、どんなに昔の人でも、気持ちを込めて思いを伝えれば、しっかりと本人に届くのでしょうか。仮にお墓ではなくても、ゆかりのある土地や遺品などでも届くのか。教えていただければ嬉しいです」というメールをいただきました。

江原さん
「届きます。私もそうやって尊敬する方のお墓参りをよく行ったり致しました」


●江原啓之 今夜の格言

「今日という日を大切に生きていますか?」
「悔やまずに生きることが人生を豊かにする道です」


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