2022/7/24
困ったときにどういうふうに行動したら良いのか、迷うことってありますよね。
「モヤモヤするということは、自分で自分を律するという“自律”ができていないからなんです」という江原さん。
今日は『困った』という方のメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇You're No Good / リンダ・ロンシュタット
◇あの頃のぼくは / 江原啓之


Qご紹介したお便り


「子どもの友達関係に関しての相談です。長男8歳(小学校3年生)なんですが、近所の子ども達と仲が良く、毎週土日に誰かが迎えに来ます。ただ集まりやすいのか、一度家に上がると毎週、時間関係なく呼びに来るお友達がいます。この前も兄弟3人で雨の日に遊びに来ました。雨の日なので家の中で遊ばせましたが、翌日もまた遊びに来ました。それも11時30分。昼ご飯前で「まだご飯食べてないから遊べない」と言っても、家の前で待つとのこと。家の前で遊んでいるとクレームの手紙を置かれたり、最終的には警察を呼ばれたりして迷惑をしているので、近所の神社に行くように言うのは私たち。ウチに来る子どもの親は何も気にせず、お菓子もいつもウチの子どもが取りに来て、皆に配っています。「他の子達からお菓子もらったことある?」と聞いたら「ない」とのこと。うちに来る子から「ご馳走さま」も「お邪魔しました」も聞いたことがないので、私の子どもにはちゃんと言うように躾ています。今日も私が持たせた4人分の飴のゴミを息子が持って帰って来ました。それは息子の素晴らしいところだと思うのですが、モヤモヤしてしまいます。息子は一切気にするそぶりがないので、私よりも魂の人格が高いと思います。そのままそれを伸ばすべきなのか、親として平等を教えるべきなのか困っています」というメールをいただきました。

A江原さん
「私だったら、こういうことで悩むことはないんです。もしも私なら、ご飯前に来たりして「待っている」と言うのであれば、玄関の中に入れて「そこに座ってちょっと待ってて」と言い、子どもに食べさせちゃいますけどね。そしてたまには「一緒に食べる?」とかね。物の言い方だと思うんですが、明るく言う。私は下町の出身だから「こういったときにはご馳走様って言うもんなんだよ!」とかね。昔は近所の人はみんな言っていたので、モヤモヤしているということ自体が内向的で、なんとも現代人な感じがするなと思うんです。相手の親が「余計なことを言うな」と言ってきたら、そのときはそのとき。明るく「ウチに来る子たちはちゃんと“お邪魔します”って言うこと!ハイ、ご馳走さまは?」とかね。
息子さんがゴミを持って帰って来るのは偉いことなのだけれど、そういうふうに“何でもしてあげることが良い”ということになってしまうのも良くない。「今日は僕が持って帰るよ。ゴミは捨てちゃダメだよ」などと言わせないとダメだし、物事は明るく言った方がいいかな。思ったことを明るく毅然と言えばいいんです。「今度から、お昼が終わった時間に来てね」とかね。もっとサッパリと明るくなぜ言わないんだろうか。でも、今どきは難しいんでしょうね」

Qご紹介したお便り


「江原さんにぜひアドバイスいただきたいことがあります。実は、私は職場の40代の独身中年女性に「一緒に出掛けよう」と、断ってるのに何度も誘われます。それだけでなく、帰り道に待ち伏せされたりして非常に気持ち悪いです。なるべく関わらないように、口を利かないようにしていると、今度は上司に「あの人は先輩職員に対する態度がなっていない」と告げ口され、上司に怒られるような毎日です。自分はダメダメサラリーマンですが、毎日真面目に働いてるのに、中年女性に好かれるような悪いカルマを積んでいるのでしょうか?前の職場でも同じようなことがあり、もうこりごりです。助けてください」というメールをいただきました。

A江原さん
「世の中年女性、全員敵に回しましたよね(笑)!!オモテになるのでしょう。あなたはまだ27歳だから若い。コミュニケーション力が今の時代、足りないのかもしれませんね。あなたにはその気がないかもしれないけれど、もしかしたら思わせぶりな行動をしているのかもしれない。(あなたが)何も言わないことで、「なんかモジモジ照れてる〜」なんて思われているのかも。それで40代の独身中年女性が、変な占いやスピリチュアルなところに行って、「その彼はただシャイでそうしているだけですよ」なんて言われちゃって、それを信じちゃっているかもしれない(笑)!だから誤解を解くためにも「すいません。私はそんなつもりがないんで」と言った方がいいんです」

Qご紹介したお便り


「赤子供養についてお聞きしたいです。本日15年ぶりくらいに失踪していた父と連絡が取れて、電話で話をしました。その際に、父から「お前は次男だ」と、人生で初めて聞かされました。母からも一度も聞いたことがありませんでした。父と母は、結婚前に妊娠し、堕した。結婚後、私を出産したので実は長男がいたとのことでした。衝撃的で驚きましたが、「供養はどうしているか」聞いたところ「やっていない」みたいな返答でした。次男である私は、自分でできる限りの供養はしてあげたいと思っています。長男は産まれる前なので名付けられていないようなのですが、どのように供養してあげればよいでしょうか」というメールをいただきました。

A江原さん
「まず申し上げることは、知ってあげることが供養です。だから今回これで供養になった。これだけでまず供養なんですね。本人が喜びます。そして認知することの次にあるのが、名前を付けてあげること。名前も付いていないわけですよね。そのことがまた供養になる。そして忘れないこと。魂がそこに下りてきているということ自体で、もう魂がそこに宿っていますからね。供養を承るというところがありますが、それは悪いとは言わないけれど、そういったところにお願いすればいいというのでは、本末転倒だと思うんです。自分の子どもを施設に預ければいい。それが育てたということだということと同じ。お寺さんにお願いしたというのもそれはそれで結構ですが、このメールのように、まずは知ること、名前を付けてあげること、忘れないこと。そして後々、自分が死ぬときに、例えば自分の子どもたちがいれば「こういう兄さんがいましたよ」ということを伝えてあげる。これが一番なのです」

Qご紹介したお便り


「息子が個人スポーツをしており、小さい頃から親の目から見ても、本当にコツコツ毎日頑張っています。私は勝ち負けよりも、この何かひとつにパッションを持って頑張っている子どもを応援するのが大好きです。幸せなことに、本人の頑張りが大会で形になることが多いのですが、最近とても困っていることがあります。試合中に息子の後ろで、他の選手や、その家族が「外せ、外せ!」や、「○○(息子の名前)がぽかしたらいいのに」など聞こえるように言われることが増えました。そのような言葉を聞くと、息子の普段の頑張りを知らないのに…と、とっても嫌な気持ちになってしまいます。本人は、他人と競っているわけではない。自分との戦いだから気にしないから、私にも気にするなと言いますが、それでも私にはそんなことを言う人達から、とっても嫌な気持ちをもらってしまっているようで、大会中、本当に疲れてしまいます。この気持ちをうまく放念するアドバイスをいただけたら幸いです」というメールをいただきました。

A江原さん
「息子さんの勝ち〜!!お母さんだからそうなのでしょうね。放っておくこと。息子さんは「自分との戦いだから気にしない」と言っていて立派!社会に出たら、こんなことは山ほどある。社会に出たら妬みや嫉みで、日々こんなことはある。それをいちいち「嫌な気持ちになる」とお母さんが言っていたらダメですよ。息子を弱くさせちゃう。そうではなく「オマエは偉いね!立派だね!!」と言ってあげることの方が大事。褒めること。そのときに放念するアドバイスが欲しいというのであれば、そういう声が聞こえたら「気にするな!頑張れ!!心の汚いヤツは去れ〜!!!」などと逆のことを言えばいいんです。そしてポジティブなことを言えばいい。「息子がどれだけの努力をしてきたのか知らないのに」と言うのであれば、「毎日の努力を思い出せ〜!!」とか言えば、(周りも)すごく努力しているんだなと思うでしょうしね」


●8月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

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奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「身に疚しきことが無ければ、胸を張って生きることです」
「客観的に見つめる目が、自身を救います」

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