2013/3/31
だいぶ暖かくなり、春を感じる毎日ですね。
番組には毎回たくさんのメールをいただいています。その中でも多いのは“家族”“夫婦”“親子”についてのお悩み。
「当然と言えば当然のような気もします。なぜかというと人は生まれた時に一番最初に出会う人間関係は家族」
という江原さんと、今日は“家族”について考えていきました。



今夜お届けしたナンバー
◇ What’s going on / マービン・ゲイ
◇ やからみち / 江原啓之

「お伺いしたいことは妻と次男(8歳)との関係です。私たち家族には3人の子どもがいますが、長男長女は妻の言う事も聞いて、何か悪い事をしても素直に謝る事ができます。
しかし次男は素直にいう事を聞かず、“うるせぇ”“ふざけんな”など言ってふてくされた顔をします。それに対して妻は“お前はバカだ”“ダメなやつはダメなんだよ”と感情的に怒っています。
妻に次男への愛情がないわけではないですが“もう嫌だ。次男を好きになれない”などと言う時もあります。次男には静かに語りかけるように諭し、妻にはあまり怒り過ぎないようにと言いますが、私の対応はこれで良いのでしょうか」
というメールをいただきました。

江原さん
「家族は学校。だいたい2パターンある。似た者同士と反面教師。ぶつかり合うのは似ているから。お父さんとしては非常に辛い立場だが“鏡だなぁ”などと呟いたらいい。しかし飛び火がくるかも(笑)。
教育とは、教え育てる事ではない。教えを育む事。切磋琢磨し、言い合ったりしながら、自分も同じだなと考えたりしてお互いが成長していくという事です」



「仕事を休業して4歳と9カ月の子どもを子育て中の主婦です。子育てや家事を夫や両親に大変協力をしてもらっているにも関わらず、些細な事でムカッときてしまうのをなんとかしたいと思っています。
依存心の塊かもしれませんが、攻撃的にならない、常に明るく温かいお母さんでいる為には、どのように身を処していけばよいのでしょうか」


江原さん
「まず申し上げたい事は、あなただって足りないところがあるという事。また、逆の事を言うと依存心の塊というが、自分で一生懸命出来たらいいのにやりたいという気持ちの裏返しでもある。
こういう人だからこそ、こういう機会が大事。人にしてもらうという事に感謝をしなければいけない。分かっているからこうやってお便りをくれているんだと思う。これで良いのです」



「新渡戸稲造先生の『武士道』の中にある“アメリカ人の夫は人前では妻にキスするが、私室では打つ。しかし日本人の夫は、人前で妻を打って、私室ではキスする”という言葉に感動しました。
日本人の夫婦は元来、アメリカ人夫婦よりも夫婦一心同体の感覚が強く、人前で自分の事を褒めないのと同様に、妻の事も褒めないが、心の中では誰よりも労わっているという意味であると自分は理解しています」
というメールをいただきました。

江原さん
「なるほど。そういう事もあると思いますが、古い。確かにアメリカの表面的な愛情表現が良いとは思わない。かといって、日本人の夫は人前で妻を打って、私室ではキスをするというのもどうかと・・・。時代錯誤も甚だしい。古いタイプですね(笑)。
日本人もかつてそういう事があったが、お互いに短きを足して長くしていこうという事が大事なのです」



「結婚20年を迎える主婦です。主人とは相手の性格や家柄などほとんど知ろうともせず、親の勧めてくれる人だからと信じ、見た目から優しそうな体格と笑顔だったので見合い結婚をしました。
しかし、新婚旅行の飛行機の中で元カノに餞別をもらったと言われ、その後2人の娘が生まれ結婚4年後くらいのバレンタインに高価なチョコレートと高級ブランドのネクタイと主人の好きなブランドのゴルフウェアがForever Loveと書かれたカードと共に送られてきました。
連絡をとらないでと電話番号を削除してもらいましたが、今も頻繁に連絡を取り合っているようです。気付いていないふりをして、どうして好きな人がいたのに私と結婚したのかと聞くと、恋愛結婚と見合い結婚の違いを聞いているのかと言われました。私はただの家政婦兼子どもを産むための道具で、本当に好きな人とはずっと恋人同士でいて何がいけないのかという事なのでしょうか。
江原さんは高嶺の花の恋愛はいいが結婚にはリスクが伴うとおっしゃっていましたが、精神的に無になり嫁いだ家に尽くすという事なのでしょうか」
というメールをいただきました。

江原さん
「まずは根本が間違っている。私はお見合いを否定しません。出会いのきっかけが違うだけ。人を見るのは同じ。お見合いなら人を見なくていいと思ったあなたが間違い。
文章の中にはあまり出てきませんが、高嶺の花という事は、相手がお金持ちだったという事ですね。お金持ちが良いとか悪いではなく、それだけの家の場合、自分もその分しきたりなど努力をしなければならないから、身の丈に合うというのも大事なんですよと申し上げてきた。それと今回とは関係がない。どちらが大人にならないと。
あなたが気付いたならあなたが大人になって旦那さんをしっかりと躾けていく。それにもしかしたら大した関係じゃないかもしれない。クラブでお酒を飲んで貰っただけで彼の幻想かもしれない。時々ヨイショしてあげるのも大事。男はちょっとのせるくらいがいい。“さすがモテていいねぇ”など茶化してあげると随分変わると思う。明るさが足りないんじゃないかな」



●3月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――

3月生まれの皆さんは、春の兆しを伝えるメッセンジャーです。
みんなから慕われる、幸せの道しるべとして生きてください。

たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

◇“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
お誕生日の方に“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。

4月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
4月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなどひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


●3月から始まった新コーナー。たくさんのご応募お待ちしております!!

◇ 多くの反響をいただいている『ネガティブ特集!』ネガティブなお便りをお待ちしています!

◇ リスナーのみなさんの生の声が聴きたい!『突電コーナー』
自分に電話が来てもいいと思われる方は、メールに言葉と共に電話番号も添えてください。「江原です」と突然電話がいくかもしれません。
※電話番号を書き忘れている方が多くいらっしゃいました
ご応募の際は電話番号を必ず明記してください
※こちらからかける場合は“非通知”となりますので、あらかじめ“非通知解除”をお願いします。


●Dr.Recella城嶋さんへのお便りの募集を始めました!
新入学や就職シーズンにスキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。


●東日本大震災復興支援チャリティアルバム第三弾『ひと語り』発売中です!


●江原啓之 今夜の格言

「家族はたましいの学校です。親なのに子なのにと思っているうちは未熟です」
  
「親も子も人間。みんな懸命に生きている仲間なのです」


番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 突然の電話コーナー
◇ しょく語り
◇ 4月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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