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入魂のショパン2017直前スペシャル 第3弾!

2017.05.01


今週も、ピアノでめぐり逢いをお聴きいただきありがとうございます。
5月5日の入魂のショパン2017、いよいよ近づいてきましたね!

直前スペシャルも最終回。
今週は、フィナーレの第5部で演奏される曲からお送りしました。

<プレイリスト>
M1 ショパン 《マズルカ風ロンド Op.5》演奏:横山幸雄(ピアノ)入魂のショパン2015より
M2 ショパン 《バラード 第1番 Op.22》演奏:横山幸雄(ピアノ)入魂のショパン2016より
M3 ショパン 《ポロネーズ第7番「幻想」 Op.61》演奏:横山幸雄(ピアノ)入魂のショパン2014より

2010年のショパン生誕200年からスタートしたこのリサイタルも8回目を迎えます。今回の入魂のショパン2017では、20代半ばから後半のショパンに焦点をあてます。第1部は滅多にまとめて演奏されることがない20代前半の代表作「24のエチュード」全曲を、第2部〜第4部で、20代半ばから後半にかけての作品を作品番号順に演奏します(op.26-op.44)。ラストの第5部では、今いちどショパンの全生涯をその代表作によって見渡します。トークもまじえて進行しますので、GWの1日をショパンに浸ってたっぷりとお楽しみください。

M1の「マズルカ風ロンド」は、16歳の作曲です。「天才ショパンのきらめきが随所に感じられる最初の作品」と横山さん。「ロンド」は当時ウェーバーなどが作曲し流行していたスタイルで、ショパンがポロネーズやマズルカではなく、国際的に通用するスタイルで曲を書こうとしたことがうかがえます。

M2は、ウィーンでワルシャワ蜂起の知らせを受けたころに着手した作品。1831年から35年ごろと、ショパンは最も長い時間推敲を重ねています。ピアノ音楽史上、最初に「バラード」とタイトルが付けられた作品です。

ショパンの創作の絶頂は32歳ごろと横山さんは考えています。「バラード第4番」「英雄ポロネーズ」などを次々に作曲しました。
今年は、20代後半のショパンの作品を第2部から4部で聴くことで、円熟期に入る直前の魅力、色合い、特徴を感じていただけると思います。
ジョルジュ・サンドと出会い、創作環境も整い、傑作ぞろいの作品群です。

そして、M3でお送りした「幻想ポロネーズ」は、35−36歳の頃作曲されました。身体的にも精神的にも弱っていたショパンによる生涯最後の10分規模のピアノ・ソロ作品です。

それでは、5月5日(金・こどもの日)、東京オペラシティコンサートホールにぜひお越しください。
当日券もあります!

◎入魂のショパン2017
日時:5月5日(金・こどもの日)、お昼1時開演 夜9時ごろ終演予定
会場:東京オペラシティ コンサートホール
曲目:<第1部> エチュード集 Op.10 、エチュード集 Op.25
<第2部> 2つのポロネーズ Op.26 、 2つの夜想曲 Op.27 、24の前奏曲 Op.28
<第3部> 即興曲 第1番 Op.29 、4つのマズルカ Op.30 、スケルツォ 第2番 Op.31
2つの夜想曲 Op.32 、4つのマズルカ Op.33 、3つの華麗なるワルツ Op.34
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」 Op.35
<第4部> 即興曲 第2番 Op.36 、 2つの夜想曲 Op.37 、バラード 第2番 Op.38
スケルツォ 第3番 Op.39 、2つのポロネーズ Op.40 、4つのマズルカ Op.41
ワルツ 第5番 「大円舞曲」 Op.42 、タランテラ Op.43 、ポロネーズ 第5番 Op.44
<第5部> マズルカ風ロンド Op.5 、 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22、バラード 第1番 Op.23 、ポロネーズ 第6番 「英雄」 Op.53 、子守歌 Op.57
舟歌 Op.60 、 ポロネーズ 第7番 「幻想」Op.61

各部の間の休憩時間には、会場の外にも出られます。オペラシテイ内でご飲食、コンビニでのお買い物もできます。


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