初めまして！４月からは私、秋山真凛がこの番組を担当させていただきます。



これまで通り、注目の女子プロゴルフの話題、
そして、ゴルファーの皆さんへの応援メッセージをお届けしていきます。
どうぞよろしくお願いします。

さて、今週は２０２１年の５戦目、ヤマハレディースオープン葛城が開催中です。
毎年、この時期に開催される大会。ちょうどコースの桜も満開の時期ですから
桜の花と女子プロのみなさんのプレイを、同時に楽しめることでも
人気を集めていましたが、今回は残念ながら無観客での開催になっています。
ただ、難関コースでの熱戦は見逃せません！

今週はまず、２０２１年の４戦目、先週の宮崎での試合、
アクサレディースゴルフトーナメントIN MIYAZAKIを振り返りました。


注目を集めたのが前回のチャンピオン、河本結プロです。
なんと！２日目には９アンダーの６３をというスコアを記録しています。
前半５バーディー、後半４バーディーの９アンダー！

河本プロは優勝請負人の清水キャディーを帯同しての出場。
これまでのピンだけを狙う攻め方を改めて、
パットを決めやすい場所に打つマネージメントを徹底、
コースツアーレコードを更新しています。

しかし、最終日に首位でスタートした河本結プロですが、
この日はスコアを伸ばせず、逆転で岡山絵里プロに
優勝を譲りました。

河本結プロには悔しい結果となってしまいましたが、
その悔しさにも関わらず、公式会見に出席。
きちんと会見に応じたことへの賞賛の声が上がっています。
メンタルも体力もダメージが大きい中での会見は、
まさに河本プロのプロ意識の強さを示しています。
すでに、河本結プロは今週アメリカでの試合に出場中。
きっとこの敗戦を糧に、良い結果を届けてくれると思います。



そして、今週は、今年すでに２勝の小祝さくらプロの強さと魅力に
茂木宏美プロに迫っていただきました。

２０１８年はベスト３以内が５回。あと一歩のところで優勝に届かない！
そんな悔しい経験も少しずつ積み上げてきたことが強さに繋がっている。
自然体のコメントは、周りに左右されない芯の強さを感じる。
そんな茂木プロのコメントが印象に残りました。


さて、４月からはプレゼントも新しくなりました。
今回はスコアアップにもおすすめ！
ちょっと変わった「na na me ッティー」４本セットを
抽選で１０名の方にプレセントします。

「nanameッティー」プレゼントへの応募はメッセージフォームから！
応援している女子プロへのメッセージと一緒にお申し込みください。
たくさんのご応募をお待ちしています。

女子プロゴルフツアー、今週は２０２１年の４戦目、
アクサレディースゴルフトーナメントin MIYAZAKIが開催中です。
沖縄に続いてギャラリーの入場も可能になっています。
宮崎の桜は今月中旬に開花を迎え、今週がまさに見頃になっています。
ギャラリーの歓声と桜の中の試合、嬉しい応援を受けて
あと２日間のプレイも見どころいっぱいになると思います！

さて、アース製薬「DREAM SHOT〜輝け！ゴルファー」。
私、松本あゆ美のご案内でお送りするのは、今回の放送までとなりました。
４年と９ヶ月に渡り担当させていただきましたが、
その間にお伝えした女子プロゴルファーの活躍や注目の話題を
振り返ってお送りします。



まず、最初は、やはりアース・モンダミンカップです。
２０１５年と１６年のイボミプロの連覇、２０１７年の鈴木愛プロと
三ヶ島かなプロの１８番ホールでの劇的なパットの応酬。



そして、去年の渡邉彩香プロの涙の復活優勝などなど、
どれも記憶に残る、心に残る、歴史に残るものばかりでした。

去年は残念ながらリモートの取材でしたが、会場に伺っての取材は
何よりも選手やギャラリーへのホスピタリティーが素晴らしく、
感激することばかりでした。
中でも印象に残っているインタビューは２０１９年の優勝者、
申ジエプロの言葉です。

いつでも大会関係者への感謝の心、ギャラリーの皆さんへの思いを
胸にプレイをするという申ジエプロ。
プロゴルフというスポーツは、素晴らしい人間性あってのものだと
いつも感じさせてくれます。
申ジエプロのインタビューは本当に貴重な体験でした。


そして、女子プロの羽ばたきを応援するワンデーのプライベートの試合、
OKトーナメント。


春と秋の年２回開催されていますが、
こちらも毎回取材させていただいた、思い出深い経験です。
２０１４年、５月に第１回大会が行われ、これまで１４回開催。
QT失敗などで試合の機会のない選手を応援していますが、
中継の解説などは女子プロ自身が行うなど第２の人生も応援しています。

今年春の第１５回大会は、アース・モンダミンカップの舞台、
千葉県、カメリアヒルズカントリークラブで４月１９日に開催です。
インターネットTV配信もありますから、ぜひ、ご覧ください。
６月のアース・モンダミンカップより一足早く、このコースでの
女子プロのプレイが楽しめます。
詳しいご案内は、また番組でご紹介します。



私がこの番組を担当させていただいたこの５年弱の期間に
女子プロゴルフシーンは大きく変わりました。
それが黄金世代などたくさんの若手の登場です。
１９９８年度生まれの黄金世代。
勝みなみプロ、原英莉花プロ、渋野日向子プロ、小祝さくらプロなど
強いだけではなく、それぞれがより個性を輝かせているのも
黄金世代の特徴です。

また、渋野日向子プロが２０１９年に実現した海外メジャー優勝。
全英女子オープンでの優勝は、４２年ぶりの快挙となり
まさに日本の女子プロゴルフシーンを元気づけてくれました。
真夜中にライブ中継をハラハラしながら観ていたのも、
大切な思い出です。
いつかきっとまた、日本の女子プロの誰かがそんな快挙を
届けてくれること期待したいですね。

さて、この春ゴルフを始める方も多いと思います。
番組ホームページでお届けしている女子プロレッスン動画、
アース製薬ゴルフクリニックは、新コンテンツが登場です。
今回担当してくれたのは江原詩織プロです。



アイアンショットはゴルフの基本。
江原詩織プロの徹底！アイアンレッスンをぜひご覧ください。

沖縄での第1戦、そして２戦を通じて、今注目をされている
キーワードが「復活」です。
今朝はこの「復活」をキーワードにお届けしました。



先週の高知の試合で堀琴音プロは、久々のベスト１０入り、
８位タイに入りました。　　　　
２０１６年は、アース・モンダミンカップで４位タイに入るなどして、
賞金ランキング１１位、１７年もアース・モンダミンカップで４位と
優勝争いしましたが、次の年から成績が低迷、去年も出場した３試合で
全て予選落ちでしたが、今年は沖縄で５４位タイ、続いて８位タイとなり、
「復活」を印象付けています。

「ノーボギーで回れたのは何年ぶり。それがとてもうれしい。
ここ数年で最も感覚が良かったので、あとは自信だけ」とコメントしました。


そして、その試合では２０１３年のアース・モンダミンカップのチャンピオン、
ツアー２勝の掘奈津佳プロも３年１１ヶ月ぶりに予選通過を通過、
話題になりました。

堀琴音プロのお姉さん、堀奈津佳プロは２０１３年に
２０歳でアース・モンダミンカップで優勝、
４日間で２１アンダーを出して、ツアー優勝最少スコアの記録を
達成しています。
ちなみに、今回２３位の成績で得た賞金で、
生涯獲得賞金も１億円超え、「意識してから５年もかかった！」
そうですが、復活に手応えを感じています。

掘奈津佳プロと堀琴音プロ、かつてアース・モンダミンカップを盛り上げた
強い女子プロ姉妹の復活で、６月の大会に向けてまた楽しみが増えました。

また、初戦、沖縄で優勝争いして２位になった森田遥プロも
第２戦も優勝争いして３位タイに入って、まさに「復活」を遂げています。
去年は１３試合中１０試合で予選落ち、「どん底だった」と
自ら語っていましたが、２試合連続の上位で賞金ランキングも
２８位に入ってきています。

それぞれオフに復活を誓い、厳しいトーレニングで鍛えてきた女子プロ。
次の試合では誰が復活を遂げるのかも注目したいですね。

さて、アース製薬「DREAM SHOT〜輝け！ゴルファー」。
私、松本あゆ美のご案内でお届けするのは、来週が最後になりました。
来週は、これまで私が番組での取材を通して目にした
感激した女子プロストーリーを振り返ってお届けします。
ぜひ、お聞きください。

女子プロゴルフツアー２０２１年の最初の優勝者が決まりました。
小祝さくらプロです。




３月４日から７日までの４日間、琉球ゴルフ倶楽部で行われた
ダイキンオーキッドレディス。
最終日、最終組の森田遥プロ、西郷真央プロ、小祝さくらプロの
戦いは本当に見応えがありました。

初日から首位を走ってトーナメントをリードしたのは１９歳の西郷真央プロ。
ここ数年の不調から不死鳥のように蘇った森田遥プロ。
賞金女王宣言をしてこの試合に臨んだ小祝さくらプロ。
最終日は朝から雨となりましたが、３人の白熱したプレイが
ギャラリーを盛り上げました。

西郷真央プロ、森田遥プロがともに１２アンダーの首位タイ、
小祝さくらプロは２打差の１０アンダーで最終日はスタート。
勝負の行方は、最終ホール１８番までもつれます。
しかし、西郷真央プロは２打目を木に当てて万事休す。
３打目をグリーンオンさせた森田遥プロがバーディーパットを外し、
ピンハイにつけた小祝さくらプロのバーディーパットに注目が集まります。
そして、小祝さくらプロは落ち着いてその優勝パット決めて見事
優勝を果たしました。



実は、１８番ホールのグリーン横には副賞のレジャーボートが
置かれていたんですが、これが小祝さくらプロのモチベーションを
あげたそうです。
普通は副賞は高級車ですが、小祝さくらプロは釣り好きなので、
ボートを見て俄然やる気になったそうです。
もちろん、このレジャーボートと一緒に賞金の２１６０万円を
獲得していますが、賞金で欲しいものは？という質問には
「小顔美容器具」というお答え。

また、普通なら緊張する最終日の最終組なのに、
「実は最終日と思っていなかった！」というお話も意外。
これもいつもマイペースの小祝さくらプロらしい言葉です。

「副賞のレジャーボートと小顔美容機器が優勝のモチベーション！」
「最終日と思っていなかった！」などなど、
小祝プロの飾らない素直なコメントは、今では渋野日向子プロと
並ぶJLPGAの名物となりました。



２０２０年と２１年を合わせてシーズンですが、小祝さくらプロは、
今回の優勝で１位の笹生優花プロにその差、約１０００万円の３位につけました。
初戦がギャラリー受け入れに成功したことで、
選手はもちろん、トーナメント主催者サイドにも大きな勇気を与えたことは
間違いないと思います。

今週は明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメントが
高知県、土佐カントリークラブで開催中です。
高知県のさくら開花情報は、３月１７日ということですが、
一足はやく開花した、小祝さくらプロ、今シーズンはどんなプレイ、
どんなコメントで私たちを楽しませてくれるのか期待しましょう！