三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2017.03.07

人々の意識を変える取り組み

榎本悠里香
株式会社Letibee
代表
榎本悠里香
性的マイノリティの理解を深める
外山雄太
株式会社Letibee
創業者 取締役
外山雄太

今回は、株式会社Letibee代表 榎本悠里香さん、
創業者で取締役の外山勇太さんにお越しいただきました。

創業は2014年、株式会社Letibeeは、
企業向けのLGBT研修を中心としたサービスを提供する日本ではまだ数少ない、
性的マイノリティに関するソーシャルベンチャー。
お2人共、性的マイノリティであることをカミングアウトされています。
まず、創業者の外山さんに起業の経緯について伺いました。

「生まれ育った町がコンサバ的というか、
 男とはこうあるべき、女とはこうあるべきというのが強くあって、
 5才児の時にみかん箱の上に乗って
 ジュリアナを踊っていたような子だったので、 
 僕は男らしさとかっていうのがあまり分からず、
 生きづらさみたいなもの感じていました。
 高校生の時に男性をが好きなことに気づき、大失恋をしたんですが、
 そこで誰にも相談できずにとてもしんどかったと。
 そこから自分自身では抱えきれずに、
 仲のいい友人から少しずつカミングアウトをし、
 大学生の頃にはある程度カミングアウトが出来るようになりました。
 ちょうどその頃、アメリカの州法で同性婚が国民投票で
 決まる決まらないというタイミングで、
 日本でもできることがあるんじゃないかということで、
 小さいところからプロジェクトとして始めました。」

今ではよく聞くLGBTですが、
活動を始めた頃はまだまだ理解が得られませんでした。
現在、性的マイノリティーの方をめぐる環境は
どう変わったと感じているのか伺いました。

「かなり変わったと思います。それこそ2年前の
 渋谷区のパートナーシップ証明書に関する条例の話があった時は、
 LGBTは何か知らなくても聞いたことがあったり、
 人事の人が気にしていたりとか、
 少しずつ言葉自体の認知度も上がってきていますし、
 企業としてやっていかなければいけないという意識も生まれていると思います。
 研修を聞いてくださる姿勢も含めて今後の社会の中で必要なことになる
 一つだと実感している人が増えていると思います。」


来週も引き続き、株式会社Letibee代表 榎本悠里香さん、
創業者で取締役の外山勇太さんのインタビューをお届けします。
来週は、メインサービス「LGBTむけ企業研修」について詳しく伺います。
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