三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2017.10.17

日本をナンバーワンの観光立国に!

内木美樹
株式会社 華ひらく
代表
内木美樹
外国人観光客を最初にもてなす飲食店

今回も先週に引き続き、
株式会社 華ひらく代表の内木美樹さんをお迎えしました。
内木さんは、1982年横浜生まれ。高校卒業後にアメリカに留学し、
その後 ネバダ州の国際ホテルでウェイトレスとして勤務。
ここで得た経験・アイデアをもとに、帰国後の2010年に
株式会社 華ひらく を設立。飲食店に特化した英会話のレッスンで注目を集めています。

華ひらくでは、英会話のレッスンもだけではなく外国からのお客さんが、
入りたいと思うお店の特徴も教えてくれるそうです・・・
実際にどんなものなのか教えていただきました。

「実際に500人の海外の方に街頭インタビューをして、
 どんなお店なら入りたいと思うかを聞ききました。
 入りやすいお店と入りにくいお店には明確な違いがあって、
 入りやすいお店には、店頭にメニューや、料理の写真があって値段が書いてある。
 入る前に何屋か、いくらかなのかが分かることが大事です!
 あとは、メニューの料金も漢数字だと読めないので、アラビア数字で書くとか、
 クレジットカードが使えるというステッカーや口コミサイトをやっているのであれば、
 そのステッカーも貼る。さらには、喫煙か禁煙か分かるようなステッカーも貼るなど、
 お店位に入る前に様々な情報を提示できればそれだけで入りやすいお店になるので、
 これは、ぜひやっていただきたいと思っています。」

そうしたことを知るにつれて、内木さんご自身も日本の飲食店、食文化、
接客の素晴らしさに、気づかされることも多いと言います。

「日本人は本当に優しくて、おもてなしという言葉も日本独特だと思います。
 英語を話せないので、外国の方が怖いという方も多いんですが、
 いざ来たら来たで、なんとか英語で喋って、ちゃんと笑顔で接客できているので、
 その思いやりというのは、日本がナンバーワンだと思っています。
 それぐらい日本人の海外の方に対する優しさは素晴らしい、
 海外を見てきても思いますね。特に日本はチップがないので、
 いい接客しようが、接客する人に対してお金が入るわけではないのに、
 あれだけ心の込もった笑顔とサービスを提供されいているので、すごいと思います。」

最後に、今後のビジョンについて伺いました!

「やはり、まだまだ外国人アレルギーを持っている人が多いんですが、
 ちょっと一歩前に出ればそのアレルギーは簡単に払拭できるので、
 そのツールの一つとして弊社のレッスンもあると思っています。
 やっぱり海外の方が日本に来て一番楽しみにしているのは、
 和食を食べることだと思っているので、
 その望みを飲食店の人が叶えるという意味でも、
 飲食店の方々が勇気を持って前に出て、笑顔でもっともっといい接客が
 出来るようになったら、世界中に日本のファンが出来て、
 世界ナンバーワンの観光立国になれる日も来ると思うんです。
 一番の先頭に立つ、飲食店の方々に英語だったり、
 外国人が怖くないということを伝えて、
 日本が観光立国になるための準備や、お手伝いをしたいと思っています。」

2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて、
華ひらくの英会話レッスンは、まだまだ忙しくなりそうです!

株式会社 華ひらく 代表の内木美樹さんのインタビューお届けしました。
内木さん、ありがとうございました。
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