三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.01.30

より宇宙をより身近に!

大島佳世子
株式会社ジャンプ・トゥ・スペース
代表
大島佳世子
一般人目線で宇宙の素晴らしさを伝える

今週、スタジオにお越し頂いたのは、
株式会社ジャンプ・トゥ・スペースの代表の大島佳世子さん。
茨城県つくば市出身。JAXA宇宙センターのある
つくば市で生まれ育った大島さんは、
あることをきっかけに宇宙関係の仕事につきたいと決意。
JAXAでの広報業務職員などを経て、
2006年株式会社ジャンプ・トゥ・スペースを設立。
また宇宙エレベーター協会理事なども経験、
宇宙開発の魅力を発信するイベントや教育プログラムなどを展開しています。

まずは、ジャンプトゥスペースがどんなことをしているのか伺いました。

「宇宙開発には今以上にビジネス的に、または教育的に
 大きな可能性を持っていると思っています。
 なので、宇宙教育事業として科学館などで期間限定で、
 宇宙を取り上げた企画提案を行っています。
 展示の内容としては、NASAやJAXAといった国の宇宙機関ばかりではなく、
 宇宙団体とネットワークがあるので、そこを活かして例えば日本で行われている
 宇宙エレベーターの活動だったり、民間の宇宙旅行の取り組みなどについて
 紹介しています。」

プロフィールに「あることをきっかけに」とありますが、
宇宙関連の仕事をしたい!と考えたきっかけは何だったのでしょうか?
 
「つくばで育っても全然宇宙に関心がなかったのですが、
 ひょんなことから宇宙センターで仕事することになりまして、
 たまたま仕事をしていた隣の部屋が、宇宙飛行士と交信をする管制室で、
 それを見た時に「宇宙って近いんだ」と衝撃を受けたのがキッカケで、
 しかも私が学生時代のアルバイトのお客さんが管制官に話していたので、
 より身近に感じて一気にハマってしまいました。」
 その時に広報の仕事をしていたんですが、宇宙開発の面白さや可能性を
 もっと知ってもらいたい、もっと人々が知ったら科学離れも
 解決できるんではないかと思って、
 それしかやりたいことが見つからなかったので立ち上げてしまいました。」

最後に大島さんが感じたハードルと、その乗り越え方について伺いました。

「ただ宇宙が好きというだけで、特に学校で宇宙について学んだりしていなかったので、
 エンジニアリングや宇宙理論に詳しくないのを負い目に感じていましたが、
 一般の方々に宇宙のことを伝える時にその方々の視点で展示物を考えられるので、
 一般の人に近い目線で提案できると捉え方を変えて、解決しました。」

宇宙に興味を持ってもらうために日々活動を続ける大島さん。
来週は、ジャンプトゥスペースのこれからのビジョンについて伺います。お楽しみに!
  • Facebook
  • X
  • LINE

TOP