三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.05.01

「保証書の電子化」から家電の買い替えへ

庄野裕介
株式会社Warrantee
代表
庄野裕介
自分で考えて、能動的に動ける人に

先週に続いてスタジオにお越し頂いたのは、
株式会社Warrantee代表 庄野裕介 さん。
1986年島根県生まれ。大学在学中の2013年3月、
大阪市主催のシリコンバレーツアー参加したことをきっかけに、
「保証書の電子化」というビジネスでの起業を決意。
すでに決まっていたITコンサル会社の内定を辞退して、
その年の秋に株式会社Warranteeを創業。
現在は、保証書の管理アプリのほか、
オンデマンド型保険アプリなどの事業も手がけています。

事業の中心となっているのは、
「保証書の電子化」「保証書管理アプリ」です。
実際にどのくらいの人が利用をしているのでしょうか?
    
「約10万名を越える登録者がいます。
 保証書がなくても修理できたと好評をいただいています。
 オンデマンド型の保険アプリといったサービスも始めていまして、
 今までですと、メーカーの保証期限が切れると
 有償になってしまうことがありまして、
 そこをサポートする目的でサービスを開始させていただきました。
 オンデマンド型は、一日単位で保険がかけられる仕組みになっています。
 ですので、例えば、土日に山登りや旅行に行く際に、
 デジカメなどを落としてしまった、濡らしてしまった、
 こういったところをサポートすることができます。」

新たな分野にどんどん取り組む庄野さん。
次のビジョンはどんなものなのでしょうか。

「今まで弊社のアプリですと、登録していただいた製品を
 無償で修理することができるというものだったのですが、
 やはり古い製品を直して使いたいかというと、
 買い替えたいというニーズもあるので、
 そこを企業とタイアップして、特定の企業の製品だとより安く買えるですとか、
 買い替えサポートを展開していきたいと思っています。
 具体的には、白物家電、例えば、10万円する炊飯器だったら、
 1万円で特別に買い替えられるサポートをしたいと思っています。
 当たり前ですが、新品で、最新機種でも安く買える形で、
 メーカーさんとタイアップしていまして、
 物理的に可能なのような形で進めています。
 買い替えてほしいというニーズがメーカーにもありますので、
 そこに対して送客していくということをやっていきます。」

最後に、経営者として考える「いま必要な人材」について伺いました。

「人から指示をされなくても、自分で考えて、
 能動的に動ける人材が必要だと思っています。
 どんどん自ら何かを得ていこうという貪欲さを持っている人間が
 今後、受け入れられると思っています。」

株式会社Warrantee代表 庄野裕介 さんのインタビューお届けしました。
庄野さん、ありがとうございました。
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