三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.06.05

まずはやってみる!

内田圭祐
株式会社スペイシー
代表取締役CEO
内田圭祐
教育動画配信サービスから貸し会議室へ

今週スタジオにお越し頂いたのは、
株式会社スペイシー 代表取締役CEO 内田圭祐さん。
1980年生まれ。大学卒業後、株式会社リクルートスタッフィングで法人営業を担当。
その後、ウェブ制作会社でのネット広告の企画・営業を経て、
太陽光発電の一括見積りサイト事業で起業。
この会社を上場企業へ事業譲渡したのち、2013年10月 株式会社スペイシーを設立。
会議室のシェアサービス事業で、成長を続けています。

まずは、会議室のシェアサービス事業ついて伺いました。
      
「会議室を一時間500円〜1000円くらいで借りられるサービスとなります。
 例えば、カフェとかで打ち合わせするシーンで、
 本当だったら個室がいいのになぁというシーンなどでご利用頂いたいるんですが、
 なんでそんなに安いのかというと、遊休、余った施設だったり、
 会社の会議室だったり、塾だったり、使ってない施設が活用するので
 安く個室借りられるということになっています。
 現在都内に4000室くらいあって、月間2万件予約されて、
 毎日600〜700が利用されています。
 社内の会議室がなくて困っていて、たまたまスペイシーのサイトを見つけて
 使うというケースが多いですね。逆に貸すこともできて、
 会社の使ってない会議室をスペイシーに掲載していただくと、
 外部からご利用する方が来て、賃料を削減できるということもできます。」

しかし、なぜ、太陽光発電の一括見積りサイト事業から
会議室のシェアサービス事業に参入したのでしょうか?

「元々は、教育の動画配信をやろうと思っていて、
 そのお金を集めるために太陽光発電の見積りサイトをやりました。
 当時は太陽光の助成金があったり、震災で電力需要が上がったりして、
 事業は順調に伸びてはいたのですが、
 そんな中、参入障壁をつくれないまま、人数を拡大したんですね。
 100平米のオフィスで、30人位まで増やした時に、粗利が少なくて、
 ヤバイなとなって、一気に社員を4人までに減らしたんですね。
 そうすると、100平米に4人だとスペースが余ってもったいないなと。
 そこで、貸し出す側の気持ちがわかりました。
 そうしたスペースって恥ずかしいけど、見えないけど実は結構あるなと。
 それをなんとかしたいと思うようになって、
 その後、教育の事業をやろうとして売却したんですが、
 ちょっとお金が足りなくなって、ワンルームに移ったんですが、
 ワンルームだ打ち合わせができなくて、カフェで打ち合わせするんですが、
 隣の人がすごく近かったりして、一方すぐ隣のお店の居酒屋とかは空いていて、
 そこが使えないかなと。そこだったら500円くらいで貸してくれないかなと、
 ユーザ側の気持ちもなんとなくわかって、
 まずはやってみようと思ってやってみました。」

しかし、最初から貸してくれる店舗は少なかったと言います。

「実は中々OKしてくれる方が少なかったので、自分で会議室をつくったんですよね。
 そこにすごく人が増えてきて、そこで最近は飲食店さんにで知っていただいて
 貸してくださらる人が増えました。すごく安く借りれるので、
 そこで色々イベントがあったり交流も生まれています。」

こうして現在、会議室のシェアサービス事業を続ける内田さん。
今後、どんなビジョンを掲げているのでしょうか?
来週も引き続き、
株式会社スペイシー 代表取締役CEO 内田圭祐さんにお話を伺います。
お楽しみに!
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