三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2022.02.08

アスリートの知見を取り入れたウェルネス商品

株式会社TENTIAL
代表取締役 CEO
中西裕太郎さん
D2Cウェルネスブランド「TENTIAL」を手掛ける会社


ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは、
株式会社TENTIAL代表取締役 CEOの中西裕太郎さんです。
よろしくお願い致します。

中西裕太郎さんは埼玉県出身で現在26歳。
高校時代はサッカーでインターハイに出場。
リクルートなどを経て、2018年にテンシャルを創業されています。


テンシャルというのは、何か由来があるんですか?

「テンシャルは、ポテンシャルが由来になっています。
人の可能性を発揮したい、無限大の可能性を発揮させてあげたいというところが由来になっています。」


テンシャルについて伺ってきたいんですけども、
2018年の創業以来「スポーツと健康を循環させ、世界を代表するウェルネスカンパニーを創る」というビジョンのもと、
ウェルネス領域で事業を展開されているそうなんですが、テンシャルは、「スポーツ」が1つキーワードになっている?


「そうですね、私自身がスポーツをやってきたっていうところと、社員には元アスリートが多数存在していますので、
スポーツの経験で培った知見などを社会に還元したいというところの想いが込められています。」


事業展開をされているウェルネスっていう分野、よく耳にするんですけどもこれはどういったものですか?


「今までは健康っていう領域と、病気だったり治療だったりする分野があったんですけど、
病気になる前に心と体を元気でいることによっていかに健康な状態を保つかというような分野です。
心と体を元気でい続けようみたいな形で使われてることが多い学問かなと思っています。」


海外ではウェルネスの分野は盛んなんですか?


「日本はもうすごく海外と比べると遅れていて、海外はウェルネスのベンチャーとかがすごく盛んになっていて、
具体的な先進国の中で日本は健康に対する知識が一番遅れてる国って言われているぐらい健康に対する欲がまだまだ低い国かなって思ってます。」


そんなウェルネス分野で、テンシャルは現在どんな事業を手掛けていらっしゃるんでしょうか?


「先ほど申し上げたアスリートの知見を発信するメディア事業と、
アスリートの知見を活用した商品開発、最近はD2Cと言われる、
実際にメーカー的な立ち位置で、商品開発をして販売をしているような事業の二つを手掛けています。」


具体的にどんな商品があるんですか?

「足元の負担を軽減するようなインソールを販売したりだとか、機能性のパジャマとかを開発しています。
具体的には足回りの疲労軽減をするような商品と、睡眠シーンの課題を解決するような商品を展開しています。」


インソールはどういうものですか?


「日本人って指を使えていないことによって、肩こり・腰痛が起こるって言われたりするんですけど、
土踏まずのところを押し上げることによって指がしっかり使えるような立体的な構造をしているインソールになっています。」

「具体的にはスポーツシーンだけでなく、日常シーンで使うような商品を販売してたりするので、
実際にはアスリート選手だったとか、移動の多い方たちにもご好評頂いています。」


「中の爪、立方骨っていう特殊な骨を押し上げるところの、その構造自体に特許技術が使われています。」


もう一つ我々の手元にサンダルがあるんですけども、これは何でしょうか?


「インソールが大好評で、サンダルを作ってくれって要望がすごく多かったので開発したサンダルになっています。
クラウドファンディングをさせていただいたんですけども、そこで約1千万円以上のご支援を頂いた商品になっています。」

「足の形にフィットするのと、クッション性がすごく柔らかかったりするので、
通常のサンダルよりも2倍から3倍ぐらい厚さがあるサンダルになっています。
なので、オフィスワークだとか、ご自宅でも使えるサンダルになります。」


続いて、睡眠系の商品ですね。
これはどういったものがありますか?


「BAKUNEっていう名前の商品なんですけど、爆寝をして欲しいっていうような名前で作っています。
これは私たちの中で一番ご愛顧いただいてる商品なんですけど、睡眠の質をどう上げていくかとか、
寝てる時間どんだけ回復できるかってところがテーマになっているアスリートの方たちとディスカッションさせて頂きながら、
開発したようなスリープウェアになっております。
具体的には、特殊な繊維が組み込まれているので、体の熱を反射させ、血流を広げることによって体の睡眠の質を上げていくような構造の商品になっています。」


使ってる方の感想は?


「”今まで寝付けなかったのに寝れる”だったり、
“夜中起きてしまうけど1回も起きないで朝までぐっすり寝られる”とご感想頂いております。」

どうやってこれを開発したのですか?


「もともとメディア事業を活用しているので、
アスリートだとか、専門の先生が持ってる知見を皆さんにお届けするようなメディアを作っていて、
その中でニーズがあるような商品だったり、課題を自社メディアを分析をすることによって、
どういう商品がお客様にとってニーズがあるのか、求められているのかを分析しながら商品開発をしています。」

枕もあるんですよね?

「BAKUNE枕ですね。
こちらもクラウドファンディングをさせて頂いて、二千万円以上のご支援をいただいた商品になっています。」


ちなみに、もし言えるようであればでいいんですけど、次に考えている商品とかってあるんですか?

「枕以外にもマットレスのようなものを準備中です。」


最後に、これまで乗り越えてきたハードル教えてください。

「新しい分野にチャレンジするっていうところ対して、難しいテーマがありました。モノづくりのところで言うと、
機能性のインソールを開発したりだとか、サンダルだったりだとか、
ウェアを開発するにあたって、なかなか自分たちの持ってる知識だけだと乗り越えられないものがあったんですけど、
そこに対してインソールを手がけてきた方たちのご支援だったり、
いろんな分野の方達の協力があって、やっと作り上げられた商品かなと思ってます。」


ありがとうございます。



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