三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2022.09.20

デジタル化の遅れた物流の業界の課題を解決する「TODOCU」

207株式会社
代表
高柳慎也さん
デジタル化の遅れた物流の業界の課題を解決



ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは、207株式会社代表の高柳慎也さんをお迎えする予定でしたが、
諸事情で来れなくなってしまったので事前にいただいたお話をもとにご紹介します。

高柳慎也(たかやなぎ・しんや )さんは、大学を卒業後、福岡のベンチャー企業に入社し訪問営業を経験。
4ヶ月で退職後、京都で起業。
2012年に上京し、ITベンチャーなどを経て、2018年、207を創業されています。

207はデジタル化の遅れた物流の業界の課題を解決するという
ミッションをかかげている会社とうかがっています。

物流業界はデジタル化が遅れているということですが、
具体的にはどんなところに問題意識を持っているのか。

●「人手不足」
 ネットで買い物する人が増え、宅配荷物が増えたが、
 運び手の人出不足が深刻で(ニュースでよく聞くと思う)
 荷物を運びきれないという問題が発生している。

●「受取が不便」
 再配達の依頼は未だに紙の不在票が多い。
 時間指定の仕組みも30年間大きくは変わっていない。
 荷物受取で人々の行動は制限されている。

●「配送が非効率」
 地図を見て、荷物を積んで、ルートを作成して…と、
 多くの配送業務はアナログで非効率。
 宅配BOXの有無や在宅の時間帯などのノウハウも蓄積する仕組みがない。

●「環境問題」
 再配達による年間CO2排出量は約42万トン。
 約3000万本の杉の木が1年間で吸収する量に匹敵。
 世界的にもSDGsの動きも活発化しており、早急に対応すべき課題。
(※2018年度のデータ)



こういった課題を解決するために207が展開しているサービス
「TODOCU」というサービス


受取人の在宅⇔不在の情報や置き配等の依頼を配送員さんに伝えることで、
再配達問題を解決することを目的としたサービス。

ショートメッセージが届く
 ↓
受取人はURLから専用サイトにアクセス
 ↓
配達人へ依頼、在宅・不在を回答する

在宅情報を回答することで優先的に荷物を受け取ることが可能になるそう。
また、配送員に配送方法を指定することで、一度で荷物を受け取ることが可能です。
帰宅予定時間を回答することで、留守がちな人も
1度で荷物を受け取ることが可能(配達業務時間内であれば)
これで解決したいのは、地球への影響と労働力の無題な浪費。
そして、「TODOCU」は無料だそうです。

他にも「TODOCUクラウド」「TODOCUサポーター」「スキマ便があるそうです。
詳しくは、207株式会社のホームページをご確認ください。


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