三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2023.01.17

会社立ち上げの前に大学へ学び直し

えほんインク株式会社
代表取締役会長 CEO
国則圭太さん
オリジナルの絵本が作れるサービス



ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは、えほんインク株式会社 代表取締役会長 CEOの
国則圭太さんです。おはようございます!

国則圭太さんは1981年生まれ、現在41歳。
大学を卒業後、デザイン専門学校を経て
広告制作プロダクションでグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート。
転職後、イベント制作会社で空間デザイナーとして様々なイベントを担当されます。
その後、独立し、Web制作やブランディングを中心とする会社を創業。
事業の一環として、オーダーメイド絵本のギフト、ÉHON INC.のサービスを始め、
さらに事業構想を練るため、40歳から大学で学び直し、
去年、スタートアップの「えほんインク株式会社」を創業されました。

今週は国則さんのこれまでについて伺います。
小中高とどんな生徒でしたか? 熱中したりしたことは何かありますか?

「授業中もふざけているような基本的に目立ちたがりのお調子者だったと思います。
 小学5年生〜高校3年までバスケットボール一筋で、
 横浜市の選抜メンバーに選ばれたこともあります。」

そして、専門学校を卒業して、
広告制作プロダクションでグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート。
そこから転職して、イベント制作会社で空間デザイナーをされてから独立。
Web制作やブランディングを中心とする会社を創業されます。

今の事業につながるオーダーメイドの絵本は、
もともと、国則さんの会社の事業の一環だったそうですね。
絵本を扱おうと思ったきっかけは何だったんですか?


「自分の特技を活かした、自社サービスをやりたいと思いました。
 自分の子供が小さくて、
 アンパンマンをビジネスとしてみたときに最強だなと思いました。
 ちょうど絵本の読み聞かせをしている時期で、
 絵本はアンパンマン並みにビジネスとして強いんじゃないかと思いました。」



そして「えほんインク株式会社」を立ち上げる前に、
学び直しとして大学に通ったそうですね。これはなぜなんですか?


「オリジナル絵本ギフトサービスの「ÉHON INC.」のため。
 一人ひとりにカスタマイズした絵本を作るサービス、
 ビジネスとして世の中にあまり認知されていないサービスだったため、
 広げていく方法がわからず、学びたいと思いました。

 事業構想大学院大学に2020年に入学。
 ちょうどコロナの流行で、緊急事態宣言が出され6月に入学が延期され、
 入学式もないまま、オンラインで授業に。
 また、同じ頃にその相棒が、コロナとは関係のない病気で急死してしまったので、
 バタバタとした時期でした。」

国則さんが学び直しの大学で取得された学位が
MPD=事業構想修士というもの・・・どういったものなんですか?

「英語で『Master of Project Design』。
 授業は座学のほか、アンケートを取ったり、企業訪問等のフィールドワークをしたり、
 クラスメートや講師相手にビジネスアイデアのプレゼンをしたり。
 アイデア発想法の授業も。
 最終的に提出するのも、論文ではなく、
 新規ビジネスについて具体的に記した「事業構想計画書」になります。

 これらの授業から、自分ひとりで考えることの限界や、
 パソコンと向き合っていても、自分の知識とネットの情報しか参考にできませんが、
 人を相手に喋っていると、『こういうものあるよな』って気づきがありました。」


そろそろお時間です。最後に、これからの夢を教えて下さい!

「えほんインクのサービスが世の中の人々に広がり、
 最終的にえほんランドのようなテーマパークを作れたら良いなと思っています。
 直近では上場を目指しています。」

2週にわたってありがとうございました!
えほんインク株式会社の国則圭太さんでした。


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