ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週のゲストはプロフィール作成ツールのlit.linkを展開している、
TieUps株式会社 代表の小原史啓さんです。おはようございます。

小原史啓さんは1984年生まれ。美術大学を卒業後、
様々な会社で店舗開発やアプリ開発、事業開発などを経験し独立。
2020年にTieUps株式会社を創業されています。

TieUps株式会社が展開しているlit.linkとはどういったものですか？

「lit.linkは、InstagramやTikTok、Twitterなど様々なSNSをまとめて統合する、簡単なホームページ作成ツールです。今現在2年半で200万人ほどのユーザーの方が使っているサービスになります。」

lit.linkの強みはどんなところにありますか？

「lit.linkの強みは、おそらく今現在世界中で使われているWebサイト作成ソフトの中で一番簡単だと言うことです。無料であることに加えて、webサイトを作成しようとする際にスマートフォン１台あればできてしまうので、Z世代の方でも簡単に使うことができます。実際に利用者の多くはZ世代の方が使っています。」

そもそも作ろうと思ったきっかけはなんですか？

「私は美術系の大学に通っていて、そのために周りにイラストレーターやアーティストが多かったのですが、その方達が自分たちのホームページを更新するのに高い料金を払っているのを見て、すごくもったいないなと思い、簡単なホームページが欲しいなということでつくりました。」

伺った話では、コロナ禍もきっかけの１つだったとのことですが。

「コロナ禍になった時に、当時様々なお店でも自分たちで動画を上げるようなムーブメントがあって、その時に皆さんが活動しているものをまとめるニーズが高まりそうだなというのもあって、それもlit.linkを作るきっかけになりました。」

今後の展開なども考えていますか？

「lit.linkhは皆さんの活動が１つにまとまったプロフィールにもなるので、それを使ってクリエイターさんなどのお仕事をつなげる支援ができればと考えています。

最後になりますが、これまで乗り越えてきたハードルを教えてください。

「私たちスタートアップ起業家としては、ユーザーさんに使われないというのが一番苦しくて、lit.linkmも最初1ヶ月は全く使われず、何をしてもうんともすんとも言わない時期があったので、その時期が何よりも辛いということがありました。」

TieUps株式会社 代表の小原史啓さんでした。ありがとうございました！