2023.06.20
日本と世界を繋ぐサービスを
ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。
今週のゲストは先週に引き続き、プロフィール作成ツールのlit.linkを展開している、
TieUps株式会社 代表の小原史啓さんです。おはようございます。
小原史啓さんは1984年生まれ。美術大学を卒業後、様々な会社で店舗開発やアプリ開発、事業開発などを経験し独立。2020年にTieUps株式会社を創業されています。
美大の出身と伺いましたが、元々はデザイナーを目指していたんですか?
「そうですね、大学の時はデザイナーを目指していました。特に最初は空間デザインを教わっていたんですが、途中でCGのデザインなども学んで、最初は広告代理店の中のグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートしました。」
その会社を退職されて、その後はどうされたんですか?
「やめてしばらくはデザイナーとして転職活動をしていたんですが、当時は給料を上げてデザイナーとして転職するのは難しくて、転職活動中に派遣社員で店頭に立っていた家電量販店に入社をしました。デザイナーではなくエリアマネージャーという立場にはなりましたが、販促物のポップ作成など、デザイン自体はずっと続けていました。最終的に最大50店舗を任せられるほどになったのですが、それが経営者になるきっかけになっています。」
どのタイミングで今のアプリ事業に変換したんですか?
「家電量販店で働いていた時に、ポイントカードのアプリの開発をIT企業と一緒に取り組んだときに、作ったアプリが数千万人の利用者の体験が変わることにITの凄さを感じ、そこが今の事業に繋がっています。」
ここからはSNSについて伺います。今のSNSは流れが早いように感じるのですが、
どのようにトレンドを見極めているんですか?
「トレンドを読む力は起業家には求められると思うんですが、システム開発の考え的に今後はこうなるというのは予想できることが多いです。最近でいえばアップルが発表したゴーグルなども、それを使って何ができるのかと言うことを予想していくと、5年後のことがわかったりします。」
ちなみにSNSの今後はどうなっていくと思いますか?
「今は”SNS疲れを解消するSNS”が人気ですね。例えばBeRealというSNSが流行っていますが、ある一定のSNSをすごくやったという方が、ゆるく仲間内と繋がるようなSNSが人気になってくると思います。」
最後になりますが、これからの夢を教えてください。
「TieUpsという会社は、新しいつながりと結びつきを提供する会社と提起しています。それは日本だけではなくて、これからのびるアジアなど、いろんな方々と日本をつなぐ架け橋となるようなサービスを作っていくことが今の夢ですね。」
TieUps株式会社 代表の小原史啓さんでした。ありがとうございました!