日曜アートサロン和錆  Every Sunday 6:00-6:30

この番組は、毎週さまざまなゲストをお迎えして、
アートと過ごす幸せなひと時について、お伺いします。

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TOKYO FM

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2018.08.12
人形劇俳優 演出家・平 常さん 「生きる糧となる舞台」
「日曜アートサロン 和錆」では、毎週さまざまなゲストをお迎えして
”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。

今週ゲストにお迎えしたのは、先週に引き続き、人形劇俳優で演出家の平 常さんです。

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【平 常】
1981年札幌市生まれ。
三味線奏者の父と薩摩琵琶法師の母のもと、物心つかない頃から人形を手にし、人形劇を自作自演するようになる。
宮沢賢治の『どんぐりと山猫』をひとり人形劇で披露し12歳で舞台デビュー。
バレエ・ジャズダンス・日本舞踊ほか様々な身体表現法を学び、研鑽を積んで19歳で上京。
ひとり芝居と人形劇を融合させた独自の表現方法を確立し、脚本・演出・音楽・美術も手掛ける「人形劇俳優・演出家」として本格的な活動を開始する。
「毛皮のマリー」で日本人形劇大賞銀賞を史上最年少の23歳で受賞、子ども向けのオリジナル作品が厚生労働省より表彰されるなど、受賞歴も多数。ミュージカル「オズの魔法使い」は大型人形劇作品として、新国立劇場などで上演。
国内のみならず海外からの招聘も受け、賞賛を受ける。
また、2010年より西新宿に立ち上げた小劇場「THEATER JO」では、定期的な作品上演やワークショップ開催ほか、他のジャンルのアーティストとのコラボレーションにも参加。
豊かな表現力と類まれなる「演じ分け」で観る者の心を揺さぶり、“人形劇の常識と概念を覆す鬼才”としてあくなき挑戦をし続けている。



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全身を使ったダイナミックなパフォーマンスと、人形の操演技術
全身表現活動を通じて平さんが伝えたい思い、貫きとおす信念についてお話を伺いました。

「人形劇」と聞くと、“子どもが楽しむもの”というイメージをお持ちの方は多いと思いますが……平さんの作品の中には「R15指定」のもの、大人向けのストーリーのものがあるんです。
というのも、常さんは“大人こそ人形劇を楽しむべき”ということを提唱しており、
「人形劇=子供のもの」というイメージを払拭するために、泣く泣く「R-15指定」にしているそうなんです。

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本来であれば「毛皮のマリー」も、「オペラ座の怪人」も、小さい子供から見てほしいと思うけど、人形劇というだけで子供のものと思われてしまうため、ひとつのアプローチとして「R-15指定」にしているんです。
大人の舞台というのは間がすごく重要だそうで、その間の中にいろんな想像が膨らんだり、静けさもひとつの演出になっていくそうなんです。

「私は人間を描いていますので。人の心がどれだけ豊かなのか、人の心の計り知れない豊かさ、そこをいかに表現してお客さんと共有できるか。
人の役に立つ舞台をやらないと意味がないと思っていますので、観た方が明日、明後日を生きていける糧を得られる、そういったものを提供したいですね」と、熱く語っていました。

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【ゲスト情報】

「人形劇俳優、平常(たいらじょう)オフィシャルサイト」

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