日曜アートサロン和錆  Every Sunday 6:00-6:30

この番組は、毎週さまざまなゲストをお迎えして、
アートと過ごす幸せなひと時について、お伺いします。

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TOKYO FM

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2020.03.08
ノンフィクション作家・小松成美 「一流であるということ」
「日曜アートサロン 和錆」では、毎週さまざまなゲストをお迎えして
”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。

今日のゲストは、先週に引き続き、ノンフィクション作家の小松成美さんです!

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【小松成美】
1962年横浜市生まれ。
広告代理店・放送局での勤務などを経て、1989年より執筆を開始。
真摯な取材と磨き抜かれた文章で、人物ルポルタージュ、ノンフィクション、インタビュー、コラムなど、幅広いジャンルにおけるライターとして活躍する。
過去の主な作品に『中田英寿 鼓動』『勘三郎、荒ぶる』『熱狂宣言』
『五郎丸日記』『それってキセキ GReeeeNの物語』『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』などがある。
最新刊は昨年夏に出版された『M 愛すべき人がいて』。
歌姫・浜崎あゆみの誕生に秘められた、出会いと別れの物語は、
“事実に基づくフィクション”と銘打たれたことでも注目を集め、版を重ねる。
ドラマ化も決定し、今年の春より放映が予定されている。
また、オリンピックイヤーにあわせ、「ノンフィクション作家・小松成美が迫ったオリンピアンの栄光と苦悩」をFRYDAYデジタルにて連載中。



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小松さんと言えば、一流アスリートの心を開くインタビュアーとしても知られてらっしゃいます。
“取材する側にも一流の姿勢を求め続けた”イチロー選手を取材して、書籍を出版されています。

引退会見をご覧になった小松さんは、涙が溢れてきたそうなんです。

「本当は、引退したくなかったろうなと思いました。
50歳になっても、60歳になってもユニフォームを着ていたかった方だと思います」と、小松さん。

限界まで肉体と精神を追い込み、日本の国内の球団に入るという選択もあった中で、それを選ばなかったイチロー選手。
会見での言葉「後悔などあろうはずがありません」
“本心ではあるけど、同時に、やめたくない気持ちも隣にあったのでは?”と小松さん、それを思うと涙が溢れてきてしまったそうなんです。

これまでに数々のアスリートを取材してきた小松さん、みんなに共通していることは「チャレンジャー、挑戦し続けている人」ということ。

常に、未開の荒野に駆け出していく、そこで何が待っているか分からないけど、そこで新たなチャレンジをしていく方たちなんです。

「一流であるということは、自分の小さな価値、ものさしで決めない、
ファンが求め、自分の肉体の中に可能性を感じたらチャレンジをしていく
体と心、その両方を磨いている人しか、あの場所には立てないんですよね」

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【ゲスト情報】

「ノンフィクション作家 小松成美のオフィシャルサイト」

「小松成美 (@komatsu_narumi) | Twitter」
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