日曜アートサロン和錆  Every Sunday 6:00-6:30

この番組は、毎週さまざまなゲストをお迎えして、
アートと過ごす幸せなひと時について、お伺いします。

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TOKYO FM

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2019.07.07
ジオラマアニメイター・MOZUさん 「原体験」
「日曜アートサロン 和錆」では、毎週さまざまなゲストをお迎えして
”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。

今週ゲストにお迎えしたのは、ジオラマアニメイターのMOZUさんです。

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【MOZU】
ジオラマアニメイター。1998年東京都生まれ。
高校1年の時に製作した「自分の部屋」の1/6ジオラマの画像を友人がTwitterで紹介したことがきっかけで1日4万リツイートと拡散。最近では、25万いいね!を集める。ネットやテレビで取り上げられ注目を集め、2015年には全て1人で作り上げたコマ撮りアニメーション「故障中」が、アジア最大級の短編映画祭「Digicon6」のJAPAN Youth部門最優秀賞ゴールドを受賞。2016年には高校の卒業制作として手掛けた「マルとマリ」も反響を呼び、アメリカのテレビ局をはじめ、各メディアで紹介される。
以降、イギリスにてストップモーションアニメ「犬ケ島」の制作や、Netflixで公開された「リラックマとカオルさん」の制作に参加した。
現在は「ミニチュア/ジオラマ/トリックアート/コマ撮りアニメ/細密画」といった多岐にわたるジャンルで活躍中。



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以前、漫画家を目指していたMOZUさんのお父様は、MOZUさんが小さい頃は忙しく、息子と接する時間がなく“なんとかしてあげたい”と思ったところ、毎晩、MOZUさんに絵を描いてくれていたそうなんです。

例えば「カブトムシの形をしたロボット」や、「クワガタの形をしたロボット」と、寝る前にメモ書きを残しておくと、仕事から帰ってきたお父様が絵を描いてくれて、翌朝、朝食の隣に絵が置いてあったそうなんです。

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「父の絵がすごく上手で、保育園に持って行って“こんな絵を描いてもらったんだ”とか
上履きに絵を描いてもらって自慢したりしていました」と、MOZUさん。

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お母様は、“ゲームやテレビに頼らず、自分で楽しめるような子になってほしい”という思いから、小さい頃からものづくりをさせてくれていたそう。

工作やピタゴラスイッチを見て、ピタゴラ装置を作ってビー玉を転がしたり…自然とものづくりが好きになっていったそうなんですね。

お父様の影響もあり、漫画を読み始めると自分で漫画を描くようになりました。
その描いた漫画をお父様がスキャンして、文字入れをして製本! その本を学校の友人たちにあげていたそうなんです。

みんなが喜んでくれて、隣のクラスまで「私も欲しい!」と、大人気!

「自分の作品でみんなが喜んでくれるのが面白いなと思って、“みんなを楽しませよう、驚かせてやろう”という意識を持つようになりました」

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【ゲスト情報】

「MOZU STUDIOS」公式ホームページ

【公式】「Mozu - Twitter」

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