なんと今日は、ハミング始まって以来、というより、ハチドリ高柳が入社して以来の、
大事件に見舞われてしまいました!

ゲストさんが来ない!!!

もうビックリです。
真相は、ゲストの方が日程を勘違いされていた、という、わりとあっさりした理由。。。
ゲストトークを楽しみにしてくださっていた方、本当にほんとうにごめんなさい。
また改めて、スローフードについてはお話しますので、待っていてくださいね!

でも、堀内編集長は全く動じる様子もありません。
「生放送にハプニングは付き物だからネ。」と、スタッフの大混乱などどこ吹く風。
結局、スタッフと相談の上、せっかくですから2人で、
いつも出来ないような話をゆっくりしようよ、ということになりました。
編集長も、タイの出張から帰ってきたばかりでしたし♪


(偶然にも、今日の番組のテーマは『Let’s 遅刻!』。カリカリするのやめようよ、
と言うお話だったので、私たちもハプニングを楽しむことに・・・。)

ところで、実は私も7〜8年前、タイに一人旅に行ったことがあります。
バンコクから入って、北のチェンマイに飛び、
そこから少数民族の村を訪ねて歩いたんです。
村からクルマで4時間ほど走って、そこからは山道を奥へ奥へと進みます。
道はなく、先頭を歩くガイドの方が、背丈より高い草をナタで切り開いてくれながら、
進んでいきます。
泥水に胸まで使って歩くところがあったり、滑りに滑って、お尻で歩くところがあったり、
圧巻は、ゾウに乗ること!
とても人には歩けない部分があり、そこはゾウさんに乗って、彼らに歩いてもらうのです。
ものすごく高くてビックリしたと同時に、
ゾウさんの頭には、意外と固い毛が生えていたのが印象的だったなぁ。

少数民族の人々は、村々によって言葉も違えば生活習慣も全く違って、本当にオモシロイ!
中には、13家族しかいないような小さい村もあり、一族みんなが肩を寄せ合って、
仲良く暮らしている様子が、とても心に残りました。
時間は当然、ゆっくりゆっくり、それこそ、ゾウさんのように流れていきます。
のびのびと外で遊ぶ子供たちと、それをおっとり見守る、おじいちゃんやおばあちゃん。
お母さんは、ご飯づくりに忙しそうだったけど、私の腕時計を、物珍しそうに見てました。
確かに、決して裕福には見えなかったけれど、だからって、絶対不幸に見えなかった。

「人が生きていくって何だろう?」「幸せって、どういうことを言うんだろう?」
そんなことを考えさせてくれた旅でした。

本当は、あってはいけないハプニング。
リスナーの方たちには、心から申し訳ないと思っています。
でもこのハプニングで、私自身は何かを思い出し、考えるきっかけをもらった気がします。

これから、もっともっといい形でハミングを放送できるようにがんばりますので、
今回のこと、どうか許してくださいね。
そして今後とも、『Hummingbird』を、どうぞよろしくお願いします!