道路には昨日の雪がまだ残る中、今日のスタジオに遊びに来てくださったのは、
『株式会社 音力(おんりょく)発電』の速水浩平さん!
むむむ・・・?音力・・・??
またも難しい単語に、ちょっぴり恐れをなしながら、スタジオ入りしてしまいました。


(さすがの編集長も、今日の話には興味津々!だって、本当に「未来の発電」ですもの☆)

いらしてくださった速水さんは、とてもわかりやすく、
「音力」について説明してくださいました。

「音って、結局は空気の振動なんですよね。その振動を使うと電気を起こすことが出来る。
つまり、音や振動を使って発電する、究極のエコ発電が『音力発電』というわけです。」

え?音って、発電の元になるんですか?振動も?
じゃ、私たちの普段しゃべっている声とか、歩くときの振動とかでも、
発電できるんですか?

「えぇ。もちろん出来ます。ま、聞くより見たほうがわかりやすいから、
ちょっとお見せしましょうか。」
そう言って速水さんは、なにやら黒いシートと、LSDが付いた小さな板を取り出しました。

そのシートを押すと・・・。

うわっ!電気が付いた!!ただ押しただけなのに!!!

「今は試作の段階ですけど、これをどんどん実用化していきたいんですよね。
例えば、渋谷のスクランブル交差点とか駅とか、人がたくさん集まる場所に、
このシートを敷けば、人がその上を通るだけで電気を起こすことが出来るんです。
それから道路に敷けば、その上を走る車によって発電できます。
例えば首都高速道路さんの試算だと、都内の首都高全部にこのシートを敷けば、
23区内の家庭から出る電力は、全てまかなえてしまうそうです。」

ひゃーっ!!!す・すごい!!!
それって、本当に究極のエコ発電!だって、例えば、道路を通る車によって、
照明灯をつけることが出来るようになっちゃったりするってことですよね?
速水さんによりますと、今後は、例えば携帯電話にその発電機をつければ、
しゃべっている間は音力によって、メールを打てば振動によって発電が出来るので、
バッテリーの充電が不要な携帯が出来るかも!ということでした。
すごい。技術ってそんなに進んでるんだ・・・。
そんな世の中になれば、電気を作るために石油をガンガン使ったり、
CO2をいっぱい出したりしなくてよくなるんですね!

今日は本当に、「未来のエネルギー」を垣間見せていただいた気になった、
ハチドリ高柳だったのでした。
詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ♪ ↓

http://www.soundpower.co.jp/