今日ゲストにお越しいただいたのは、以前もゲストに来ていただいた、
毎日新聞の真田和義さん!
実はハチドリ高柳が、今度の日曜日から1週間、ケニアに出張することになり、
ケニアに詳しい方に来ていただこうと思っていたとき、
毎日新聞の社内で「ケニアへの定期券を持っている!」と評判だという真田さんを、
ひょっこり思い出してしまったのです♪
ケニアのお話、たっぷりうかがうべく、お待ちしておりました。

(ということで、編集長とは1週間のお別れです・・・、と、泣こうと思ったけど、
ケニア行きに興奮して、ハチドリ高柳はかなりの笑顔。あれ、でも編集長も嬉しそう・・・?)

まずは真田さんに、「ケニアってどんなとこ?」ってことを、ざっくりお伺いしました。

「まずとにかくね、人がいいんですよ。
おおらかだし、ちゃんと教育を受けて、すごく紳士な人も多い。
日本にいるケニア大使のAworiさんなんて、本当に素晴らしい方ですよ。
気候もいいんですね。首都のナイロビあたりだと、標高が1,500mを超えてるから、
赤道直下なのに涼しくて、軽井沢みたいですよ。ナイロビは人口220万ですから、
大都会ですよ。」

あら。私が夢見ていた、布を巻いて槍を持った人たちが、
大平原で牛を追っているイメージとはずいぶん違いますね!

「もちろん、マサイの村とか、そういう人たちもまだ残ってますよ。
でもナイロビは違いますね。でね、意外と知られていないんだけど、おいしいのが紅茶。
コーヒーは知られてるけど、紅茶ってイメージ、あまりないでしょ?
でも、年間32トンくらい輸出されていて、主にイギリス向けなんだけど、
日本にも1トンくらい入ってきてるんですよ。
チャイみたいにして飲むんだけど、すごくおいしい。」

そっか。イギリスの植民地だったこともありますから、
イギリスの文化を受け継いでいるところがあるんですね。
そして、そんな文化の中からは、ノーベル平和賞に輝いたワンガリ・マータイさんなど、
素晴らしい女性が生まれました。

「彼女はホントに素晴らしい方ですね。今や世界的に有名な環境活動家ですしね。
でも、彼女が日本に来たときには、
『日本の川ってすごくキレイで、こんな川に住む魚たちは幸せね。』なんて言ってましたよ。
ケニアの川は、砂漠化でもう泥が入ってしまって、とても汚れているんだそうです。
小さい頃マータイさんは、家の近所の川でオタマジャクシを手ですくったりしていて、
その可愛らしさを見たおかげで、生物学に興味を持ったらしいんだよね。」

へぇーっ!さすがはマータイさんに何度もお会いになっている真田さん!
そんな裏話もご存知とは!!
でも、ケニアの方たちから見て、日本の川の方がキレイだ、と思われるとは、
ちょっと以外でした。日本の環境保全、うまくいっているのかもしれませんね。

ということで、もうハチドリ高柳のケニア熱は高まるばかり!
え?どうしてケニアに行くのか、って?
それはまた、明日のブログでご説明します!!