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先日は、祖母の命日でした。
私がコスラエに行っている間に、亡くなってしまった祖母。
私にとって、誰よりも愛していた、大切な大切な人です。
飛行機の関係で帰って来られなかったこともあって、今でもとても会いたいと思います。
祖母には武勇伝がいくつもあって、その中でも私が一番尊敬しているのは、
60歳から始めた、スイミング。
小さい頃に海でおぼれた経験を持つ祖母は、筋金入りのカナヅチでした。
それが、60歳になって「何か運動をしなくては!」と心機一転。
スイミングスクールに通い始めたのです。
そして、身体がきかなくなる80過ぎまで、スクールに通い続け、
なんとそのうちには、「マスターズ」と呼ばれる大会で、背泳ぎの金メダルを取ったことも!
賞状と金色に輝くメダルを、嬉しそうに見せてくれたのを覚えています。
いつも、あきらめないことと、一生懸命生きることを教えてくれた祖母。
そんな祖母の命日に、お花を買ってきました。
ちょっと前の週末、鎌倉まで祖母のお墓参りに行ったときに、お住職さまが、
「当日お墓に来られないのなら、ホントに1本でいいから、
おばあさまのためにお家でお花を飾って差し上げて」と、
教えてくださったのです。
小さな花束だけど、祖母が好きそうな、明るい色の花にしてみました。
喜んでくれているかな。
そんなお花を眺めつつ、ちょっとしんみりのハチドリ高柳なのでした。