今日のゲストは、アーティストでap bank代表理事の、小林武史さん!
背がすらりと高くて、少し茶がかった長髪をかき上げる雰囲気がぴったりフィットの、
とてもとても素敵な男性でした。
小林さんと言えば、「ヒットメーカー」という言葉はこの方のためにあるのではないかと思うほど、
とにかくプロデュースする曲やアーティストが、売れに売れるので有名なお方。
ご自身もいらしたマイ・ラバや、ミスチル、レミオロメンなど、数えあげたらキリがありません。
そんな小林さんが、ある銀行を始め、
その銀行の活動を元に野外フェスなんかも開催している、といううわさは、
コスラエにいたハチドリ高柳の耳にも届いていました。
なので、今日は興味津々。
どんな銀行?どんな活動?どうして?と、
次から次へと質問が浮かんでしまい、小林さんを若干たじたじさせちゃいました。

まず、ap bankというのは、小林さんとミスチルの桜井さんが共同で出資しして、
「環境のためにいい活動をしようとしている個人や団体のために、お金を融資する」という銀行。
先月までに第5期融資審査を終了し、新たに10件の新融資先が決定。
今までの合計融資先は、44件にも上ります。
最近の面白い融資先では、自転車に広告を着けて走る、広告自転車を実行している個人の方。
確かに広告形態としてはとてもアースコンシャス!
さすが、目の付け所がちがう、と、ハチドリ高柳は感心してしまったのでした。それにしても、素晴らしいのは小林さんの、アースコンシャスに対するあふれ出る情熱と、
驚くほど豊富な知識。
温暖化の問題に関してお伺いしたところ、
先日Hummingbirdにも来て頂いた東大の山本良一先生に、お会いになったことがある、
ということで、詳しい、詳しい!
すっかり話しに花が咲いてしまいました。
やっぱり、こういうアーティストの方が環境を考えていらっしゃるって、とても大きな力ですよね。
ファンの方たちは、自分が好きなアーティストが環境問題に取り組んでいるのを知ったら、
きっとそれを応援したくなってしまうもの。
そうやって、アースコンシャスな人たちの裾野を広げていけるのは、
やっぱりこういった、メディアに頻繁に登場する人たちなのだと思います。
だって、個人でやることには、どうしたって限界がありますものね。
そういった、ご自分の影響力をきちんと理解したうえでのこのような活動は、
軽々しくはできないからこそ、邁進している小林さんのような人を、私は素晴らしいと思うのです。
その小林さん、また新たな取り組みをなさいます。
来年3月、今度はなんと、クラブで環境イベントを行うんです!
その名も、『AP BANG!東京環境会議』!!
最近行われているbank bandのフェスだと、来る人が限られてしまう、と考えた小林さん、
今度は、クラブに来る人たちに向けて環境を問いかけよう、というのです。
これまた素晴らしい♪
もっともっと違う分野の人たちにも、地球のことをちゃんと考えてほしい、という意識のあらわれです。
メディアの中で活躍する他の人たちにも、もっともっとこんな活動が広がっていったらいいな、と、
ちょっぴり期待する、ハチドリ高柳なのでした。