突然冷たい雨が降り、冬であることを思い出した今日のスタジオに来てくれたのは、
モスバーガーでおなじみの、「モスフードサービス」の佐藤秀行さん!
モスのおいしいお野菜の仕掛け人、ということで、ハチドリ高柳も、
お目にかかるのをとても楽しみにしていました。
(楽しみすぎて、今日のランチもモスに行ってしまいました。)


というのも、ハチドリ高柳、実はモスバーガーがだーい好き♪
高校生の頃から近所にあった、というのもあるのですが、
そもそも野菜が大好きな私は、ハンバーガーにもお野菜たっぷりなモスが、
何よりの大好物なのです。
あの一日限定10個だった「匠」が発売されたときには、
午後2時からの販売にあわせて、なんと並んだ記憶まで!
やっとありついた「匠」にかぶりつきながら、しみじみと幸せを感じた瞬間を今でも覚えています♪
他にも、チーズバーガーを食べるとき、
最後に袋の中に残るミートソースをどうやって残らずいただくか、とか、
ロースカツバーガーは「なつみ(バンズの変わりにレタスにできる!)」にできるけど、
キャベツとレタスのコンビの食べ合わせはどうなのか、とか、
研究に余念がありません。(←ヒマ。)
だから、佐藤さんがいらっしゃったときも、オンエア前から質問攻め!
話に花が咲いてしまいました♪
すると、佐藤さんのお仕事の大変さがよくわかりました。
佐藤さんは、今のモスバーガーで使われているたくさんのお野菜の、
仕入れを主に一手に引き受けていらっしゃる方。
ファストフードで、他にあまり生野菜を多く取り扱っていないことでもわかるように、
生野菜を常に一定の状態で、味も均一にお客様に提供するのは、並大抵のことではないのです。
まず、佐藤さんがなさるのは、農家選び。
ハウスの中にゴミが落ちていたりする農家は、お野菜もあまりおいしくないことが多いとか。
逆に、土足厳禁のハウスまであって、そんな農家のお野菜は、とてもおいしいのだそうです。
そしてそんな農家の方に、常に大きさも一定で味も均一なお野菜を作ってもらうようにお願いし、
それを常に監督し、全国に一定に供給されるように手配するのが、佐藤さんのお仕事。
でも、考えてみてください。
例えば、モスチーズバーガーに入っている、トマト。
バンズからはみ出していたり、薄っぺらくて小さいのが何枚も挟まっていたり、
なんて経験をしたことある方、いらっしゃいますか?
ありませんよね。
そう。あれは佐藤さんの苦労の賜物。
常に大きさが一定になるように、農家の方と協力して、本当に努力なさっているのです。

また、レタスなどの葉物は、冬はどうしても味が落ちがち。
ですから、九州方面など、西のほうであまり気温が下がらない地方にお願いして、
味を一定に保つよう努力なさっているのです。
でも、やっぱりお野菜の味を決めるのは、なんといってもお天気。
最近の異常気象には、やはり頭を悩まされることが多いとか。
寒くなるべきときにはきちんと寒くならないと、お野菜にも甘みが乗らず、おいしくならないそうです。
そっか。
お野菜にも、温暖化の影響があるのか・・・。
普段何気なく、「いつも同じ味」であることを不思議にも思わずにいただいていましたが、
その陰には、温暖化とも戦う、佐藤さんのこんなご努力があったのですね!
これはもう、あだやおろそかには食べられません!
これからは、もっともっとココロしていただこう、と、心に決めたハチドリ高柳だったのでした。
皆さんも、次にモスに行ったら、そのレタスやトマトの陰に、佐藤さんの努力があること、
そして、お野菜にも深刻な温暖化の影響が出ていることを、思い出してみてくださいね!