今日スタジオにお迎えしたのは、以前にも『Hummingbird』にご出演いただいた、
「木を植える人」、中渓宏一さん!
あの、「歩きながら木を植えている人」ということで、私たちに衝撃を与えてくれた男性です。
でもなんと、驚いたことにこの中渓さん、堀内編集長の大学時代の同級生!
編集長も、お会いする前から、この偶然の再会を、とても楽しみにしていたのでした。
中渓さん.jpg
(「ちょっと変な顔してみる?」との提案に中渓さん・・・。載せてよかったんでしょうか・・・?)

実はこの中渓さん、今年頭に出発して、4.22アースデーに向けて、
北海道から東京にかけて日本をほぼ半分、歩いていらっしゃったのです。
途中の小学校などで、生徒さんたちに環境教育をしながら、木を植え続けてきました。
編集長がおっしゃるには、大学時代はごく普通の方で、卒業後某有名商社に入社なさったのに、
6年目で退社され、世界放浪の旅にお出になったのだとか。
なんだか、スタジオの中は編集長と中渓さんの「同級生トーク」で、ほんわりあったかムード♪
私まで、とても和やかな気分でオンエアさせていただきました。それにしても、前にも感じましたが今日も改めて、「スゴイヒトガイルナー」と、感じてしまいました。
いまの資本主義の世の中に暮らしていて、働かず、お金を稼がず、暮らしていけるとは、
普通とても思えないですよね?
でも、中渓さんはそれを、身をもって実践されているんです。
寝袋を背負って、歩く。
泊まる場所も、食べるものも、お金も、持たずに。
それなのに、その場その場で出会った人が、宿を提供してくれ、ご飯を振舞ってくれ、
お金はないけど、生きていけてる。
それが、この日本で起こっているという事実に、改めて驚いてしまうのです。
そして中渓さんは、日本中の人と触れ合いながら、その土地それぞれの環境問題を、
実際にそこに住む人たちから直接聞いて、どんどん知識を深め、対策を考えていらっしゃいます。
ひょっとしたら、そういうやり方のほうが、地球環境って良くなるのかな?
ハチドリ高柳も、番組を通して一生懸命伝えようとしてるけど、
中渓さんみたいなやり方のほうが、みんなに伝わるんじゃないかな?
なんだかちょっぴり、考えてしまいました。
で・も。忘れちゃいけないことがあるのです。
そう。ハチドリのひとしずく。
私は、私に出来ることを、しているだけなのです。
ハチドリ高柳、もっともっとがんばりたい。
アースデーを前に、ちょっと神妙な気持ちになってしまったのでした。