豊島区の取り組み

番組では、月に1回、都内の自治体が行っている防災の取り組みをご紹介致します。

5月は豊島区です。
豊島区には、災害時活躍する4つの防災公園が整備されています。
そもそも、「防災公園」の存在を知っていますか?

防災公園とは、災害が起きた時、避難場所や救助活動の拠点として機能する公園です。
平時は区民の憩いの場として利用されますが、いざという時は、物資の供給や医療活動を支える重要な役割を果たします。

豊島区の4つの防災公園の中で、東池袋から歩いて5分のところにある「イケ・サンパーク」について解説して貰いました。

普段は、どんな公園なのでしょうか?
豊島区、都市整備部公園緑地 課長の嶌田真一さんに伺いました。

商業地の丁度中間に位置するなど、様々な方にご利用いただき賑わっています。
週末は友好都市の物産販売を行うなどファーマーズマーケット、防災に関わるイベント、子供向けのイベントを行っています。
普段は、子供から大人まで憩いの場として利用する公園なんですね。
では、災害時にはどんな機能があるのでしょうか?

豊島区 総務部 防災危機管理課の小嶋浩一課長に聞きました。

●一時避難場所として9000人程の収容が可能、
地域内輸送拠点、緊急搬送時の際のヘリポート

では、公園にはどういったものが備えつけられているのでしょう?
●防災倉庫、災害時用トイレ、応急給水層、非常用発電機、深井戸設置


豊島区では防災公園で災害時に備えて区民に向けた防災訓練なども行われているそうです。
また、防災フェスタも開催されていて、今月18日(日)には、「いけサンパーク防災フェスタ2025」が開催されます。

豊島消防署の全面協力のもと「初期消火」をテーマにて楽しみながら防災の知識を学べる新感覚の防災訓練です。
初期消火や応急救護訓練、防災展示の他、炊き出しの実演なども行われるという事です。

10月13日には「としま DOKI DOKI防災フェス」が開催予定です。

イベントに参加する事で、防災知識はもちろん近くに災害時役に立つ公園がある事を子供に伝える良いきっかけになりそうですよね。

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