今月9月1日(金)で関東大震災から100年となりました。
今月は、当時の被害状況を振り返りつつ、現在の防災対策について考えています。
今朝は、『地震による土砂災害の危険性』についてです。
関東大震災では、激しい揺れによって、
東京、神奈川、千葉などの山沿いで土砂災害が発生しました。
内閣府の報告書では、神奈川県の根府川では大規模な土砂災害が発生。
駅に止まっていた列車がホームごと海に流され、200人がなくなりました。
また、その後の大雨によって
土石流などの土砂災害が各地で発生したという報告もあります。
阪神淡路大震災の時も、地震の影響で六甲山地が大きく揺れ
700か所以上で山腹が崩れるなどの土砂災害が発生。
さらに地震後の雨で崩壊した場所は2千か所以上に増えました。
土砂災害は、水害のイメージがあるかもしれませんが、
「地震発生時、そして地震が起きた後に雨が降ったら土砂災害に要注意」
と覚えておきましょう。
土砂災害には、がけ崩れ、地すべり、土石流の3つがあります。
がけ崩れは、斜面が突然崩れる現象です。
一気に大量の土砂が崩れ落ちる為、
がけの下にいる人は逃げ遅れてしまう危険が高まります。
地すべりは、比較的ゆるい斜面が広い範囲にわたって滑り落ちていく現象で、
家や畑などをそのままに地面のかたまりのまま動きます。
土石流は、山や谷の土・石・砂が水とまじって
どろどろになり、一気に流れ出てくる現象です。
国では、土砂災害から命を守るために、
土砂災害が起きる可能性があるとされる区域を
土砂災害警戒区域と土砂災害特別警戒区域に指定しています。
土砂災害は、山間部で起きるとは限りません。
都心にも警戒区域に指定されている地域はあります。
23区でもっとも多いのは港区で、土砂災害警戒区域は、
208、土砂災害特別警戒区域は141あります。
土砂災害の危険については、ハザードマップを確認するなど
あなたの住んでいる街の危険性について事前に知っておきましょう。