「ペットと災害」を考える? 〜飼い主さんの心得〜

今週から2週にわたって、ペットと防災について考えます。

いま全国で犬と猫がどれくらいの数、飼育されているのか・・・
そんな調査結果を、社団法人ペットフード協会が発表しました。
平成24年度は犬が1153万4000頭、猫は974万8000匹!
これだけ多く飼育されている現状を考えると、
ペットはいまや社会の一員だとも言えますね。

そんなペットたちも、首都直下地震が発生したら当然、被災します。
それに備えて、飼い主さんはどんなことを
心得ておかなければならないのか。
東京都獣医師会の副会長でもある、
成城こばやし動物病院の小林元郎院長は
こんな風に教えてくださいました。

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 まず、自分のペットは自分で守ると言う覚悟が大事だと思います。
 まだまだ皆さん、誰かが何かをしてくれると本当に思っているんです。
 例えば良くあるのが、「避難所に行ったら毛布はあるんですか」とか
 「ペットフードは用意されていますか」
 「うちの犬はケージの中に入るのが苦手なんですけど、どうなんでしょう」と
 皆さん聞かれるんですが、多分、毛布もないし、ペットフードもないし、
 ケージもあるかどうか分からない。
 それから「先生、当然来てくれますよね?」って言われるんですが、
 「ちょっと・・・生きてたら行きます」そんなことな訳です。
 だから、やっぱりいざと言うときの究極の状態に対するイメージが
 まだまだ皆さん、甘い!
 災害の一般的な考え方として、発災してから72時間は誰も助けに来ない、
 いわゆる『自助』と言う部分で活動しなければいけないというのが大前提。
 しかも、この72時間は人命が最優先されるわけですから、
 ペットの命をそこで守るということを社会に訴えても、なかなか社会は動いてくれない。
 これは深く皆さん理解していく必要があると思います。
 その中で、自分が何をすべきか、自分がペットに何をしてあげられるかというのを
 覚悟すると言うか、強く自分としての考え方を決めておくと言うのが
 非常に大事だと思いますね。
 あともうひとつ大事なことは、飼い主が安全でなければいけないんです。
 自分の動物を助けるためには、自分が何かの下敷きになったり、
 自分が怪我をしたりしたら、自分の動物を助けられない訳ですから、
 自分が安全であると言うことを第一に考えて、
 それでペットを守っていくと言う順序で考えないといけないかもしれないですね。

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大切な命であるということは同じですが、
震災が起きるとやはり人命が最優先されます。
ペットの命を守ることが出来るのは自分だけ。
そんな覚悟で、飼い主さんは震災にしっかりと備えてください。

来週は「ペットと災害」を考える? 〜避難所への同行避難について
取り上げます!

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