イベント情報

地域安全MAP教室 powerd by 東京海上日動×JFN×「だいじょうぶ」キャンペーン

最新の地域安全MAP教室レポート

2014/09/27 開催 北海道 上川郡 鷹栖町「プラザ・クロス10」

「地域安全MAP教室」レポート in 北海道 鷹栖町  (2014/9/27 開催)

2014年度1回目の『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』を、北海道上川郡鷹栖町で9月27日(土)に開催しました!

01

2010年から始まったこのイベントは、毎年 秋から冬にかけて全国の東京海上日動火災保険の支社から開催希望を頂いて1シーズンに3~4カ所で開催しています。
北海道で実施するのは今回が初めてなのですが、今回の運営局であるAIR-G’FM北海道のスタッフからのアドバイスもあり、あっという間に秋が終わって冬がやってくる道内、本格的に寒くなる前に実施したい、という事で北海道が今年度の最初の開催地となりました。
イベントの会場となったのは北海道上川郡鷹栖町にある「プラザ・クロス10」という名前の公共施設(公民館的な存在でしょうか)。
鷹栖町は旭川空港から自動車で北に向かって40分ほど離れた場所にあり、旭川市に隣接する町です。

02

この日はちょうど鷹栖町の秋の収穫祭、という町を挙げてのイベントが実施されていてプラザ・クロス10の周りではバザーや地元の食材を使った露店などが立ち並び、賑やかで楽しそうな雰囲気でした。

03

この日は秋晴れ。
北海道の青くて広い空の下、午前中には地域安全MAP教室の指導者養成講座を東京海上日動火災保険の保険代理店の方や旭川支店の社員の方を対象に実施しました。

この「地域安全MAP教室 指導者養成講座」は立正大学の小宮信夫教授が発案し、今、全国の小学校で防犯の為に取り組みが広がっている「地域安全MAP教室」を正しく子どもたちに教えることのできる指導者の育成を目的としています。

04

小宮教授の専門分野である犯罪心理学、犯罪機会論から見た日本の防犯対策はまだまだ定着しておらず、実際に犯罪被害者になりうる子どもたちに広く学んでもらうには正しい知識を持った大人たちが地域で活動することが大切です。
このイベントは子供達の直接の学びの場であると同時に、正しい知識を地域で広めていく大人たちを育成する場でもあります。

小宮教授は犯罪社会学を専攻する傍ら、地域安全マップの考案者として全国で講演や指導を行っています。また防犯という視点から全国各地の自治体の環境設計や町づくりについてアドバイザーとして活躍されています。

午前中の指導者養成講座では、地域安全マップの理論や海外で取り入れられている安心・安全な街づくりの基本、児童達がどうすれば危険を予測できるかについて学びます。
今回の指導者養成講座には地元旭川の保険代理店、東京海上日動火災保険社員、合計12名の方に参加頂きました。

特に近年では「地域安全マップ」という名前が広がるとともに、誤った理解や間違った使われ方が起きつつあります。
「子供たちが犯罪に会わないための学習」「地図を作る事が目的ではなく、地図作りの中で景色を見て応用が利く知識と習慣を得る事が目的である」事を、このイベントでは午前中の指導者養成講座で大人の人たちに学んで頂きます。

05

実はこの日は兵庫県神戸市で小学校1年生の女の子が誘拐され遺体が発見された直後という事もあり、小宮先生は前日には神戸の事件現場を取材し羽田空港で1泊、朝一番の飛行機で旭川入りというギリギリのスケジュールで指導頂きました。

06

東京海上日動の保険代理店や旭川支店の社員の皆さんはそれぞれお子さんがいたり、お仕事の内容からも子供たちと接する機会も多く、今回の神戸の事件や最近頻発する幼い子供達が被害者となる事件をどのようにして防ぐ事ができるのか、それぞれに高い意識と関心を持って指導者養成講座に取り組んで頂きました。
また今回の指導者養成講座には鷹栖町教育委員会の先生にも参加頂きました。

詳しい講義内容はこちらから

小宮先生のお話しの中で印象的だったのは、「近年のショッキングな事件から日本でも子供が被害者になる事件に対しての防犯意識はどんどん高まってきている、しかし防犯知識はまだまだ足りない」「誰もいないところで防犯ブザーが鳴っても仕方がない、防犯ブザーを鳴らす前に、そもそも危険な場所に子供を近づけさせないための知識を学ぶ事が大事」という事でした。

講義の後は、プラザ・クロス10周辺のフィールドワークへ出発です。

今回の会場となる「プラザ・クロス10」から鷹栖小学校までは歩いて10分ほど。
会場周辺は町役場や鷹栖高校、郷土資料館やスポーツ公園など、鷹栖町の主要施設が集中している町の中心的なエリアです。
資材置き場や畑など、団地などもあり、子供たちに地域安全マップを学んで貰うのに適した素材がたくさんありそう。
という事で、東京からやってきたNPO地域安全マップ協会のスタッフと一緒に5つのグループに分かれて、それぞれのエリアで「入りやすくて 見えにくい」場所を探しました。

07  08

09

鷹栖町収穫祭で賑やかなエリアも、主要道路のそばから一歩奥に入っていくと静かです。
地元の保険代理店の皆さんにお聞きすると、北海道では親子での車移動がメインですが、小学生同士では自転車での移動が多いとの事。
しかし雨の日や単独の行動時、あるいは子供ならではの旺盛な好奇心から「入りやすくて 見えにくい」場所に一人で入っていく事も十分にありえます。
指導者養成講座の受講者の皆さんもそんな子供の気持ちを想像し、更に子供たちをターゲットにする犯罪者の心理を想像し、午後からの子供達とのやり取りをイメージしながら、場所をチェック、インスタントカメラでの試し撮りを進めました。

10

11

どのような言葉で子どもたちとコミュニケートすれば、子どもたちが更に興味を持って取り組んでくれるのか?
仲間同士で作戦を練りながら、小宮先生や協会員に質問、討議しながらのフィールドワークを行いました。

12

フィールドワークから戻ってきて更に質疑応答、そして受講終了証を小宮教授から直接受け取って午前中のプログラムは終了となります。
小宮先生からの最後のアドバイスは、児童と話す時のNGワード。
「死角」と「暗い」という言葉を使わずに、あくまでも「入りやすくて」「見えにくい」場所が危険な場所である事を伝えて欲しい、と言う事を再確認しました。
なぜなら「死角」がなく、見渡しの良い場所でも、もともと人通りが少ない場所ならば
そこは「見えにくい」場所になります。

13  14

15

お昼を過ぎて、イベントに参加する子供たちも集まってきました。
今回のイベントには地元鷹栖小学校の児童だけでなく、お隣の旭川市や旭川空港のある東神楽町からも小学生と保護者の皆さんが集まり、このイベントで過去最多44名の児童と付き添いの家族、合計60人の地元の皆さんに参加いただきました。

そしてお昼1時から「地域安全MAP教室」が始まりました。
今回はAIR-G’のパーソナリティ「鈴木 舞」さんがイベントの司会を担当しました。

16

そしていよいよ小宮教授による講座が始まります。

今回は過去最多の児童が集まったという事で、小宮先生もスタートからエンジン全開。

17

おやじギャグ(?)を交えつつもどんどん本題に入っていきます。
東神楽町から来たというサッカーチームの男の子たちが特に元気よく、彼らの反応の良さに引っ張られて、他の子供たちも小宮先生のわかりやすい説明に一気に集中します。

18

小宮教授は、ホワイトボードに色々な絵を描きながら、「入りやすい」「見えにくい」場所をクイズ形式で解説していきます。

19

約50分の講義を終えて、いよいよフィールドワークへ出発です。
地元の保険代理店の皆さんと東京海上日動火災保険の社員の皆さんは、班ごとに一緒に活動する児童たちと改めてご挨拶。

20

21

それにしても今回は44名の児童を5つの班に分けての行動という事で、ひとつのグループで8~9名の元気な小学生と付き添いの保護者の皆さん、そして指導役である東京海上日動の代理店・社員の皆さん2~3名とマップ協会員 合計15名前後でのフィールドワークです。
これまで全国各地で実施したイベントの中でも一番の大所帯。
元気が良すぎる子供たちが勝手に進んでいかないように指導役の皆さんも苦労していました。

22

23

代理店さん・社員の皆さんが指導役となり、子供たちは自分達で小学校周辺の「入りやすい」「見えにくい」危険な場所を探して地図に印を付け、インスタントカメラで写真を撮影していきます。

24

25

子供たちは「なぜここが危険な場所なのか」という、指導役の代理店・社員の皆さんの問いかけに一所懸命に考えています。

26

27

鷹栖小学校の児童の中には今歩いている場所は学校の先生から「立ち入らないように」と指導されているけれど、その場所がなぜ立ち入り禁止なのか、理由を理解しないままの子供もいました。

28

今日はその場所を友達や大人たちと一緒に「入りやすくて 見えにくい」というキーワードで改めて見直し、自分なりの考えを持つことが出来たのではないでしょうか。

29

指導役の皆さんは、午前中のフィールドワークで予行演習した説明内容に、午後の小宮教授の授業の言葉を付け加えて子供にも理解できるように分かり易さを意識しながら伝えます。
「ここが危険」なのではなく「このような景色の場所が危険」というように、具体的な場所で覚えるのではなく、危険である理由を学ぶことが重要なポイントです。

30

鷹栖町の青空の下、児童はみんな元気一杯。

31

32

約50分間のフィールドワークもそろそろ終了、安全マップ作成に必要な写真やメモを準備する事ができました。
「プラザ・クロス10」に戻ってきたグループはすぐに地図の製作に取り掛かります。
早速大きな白地図にインスタントカメラで撮影した写真を貼り付け、なぜその場所が危ないのかを一所懸命に考えて書き込んで行きます。

33

34

指導役の代理店・社員の皆さんはフィールドワークで撮影した写真の場所が「入りやすい」のか「入りにくい」のか、「見えやすい」のか「見えにくいのか」、このキーワードを児童たちに繰り返し質問します。

35

36

そして鷹栖町の地域安全マップが完成しました!

37  38

39  40

41

最後に小宮教授から「入りやすい」「見えにくい」というキーワードの再確認と、実際に危険な場所ではどのように行動するのが良いのかをレクチャー。
地域安全マップ協会のスタッフが児童役と怪しい人役に扮し、コミカルに実演しました。



『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン in 北海道 鷹栖町』
今回は先日の神戸での事件の衝撃度も強く、たくさんの児童、保護者の皆様にお集まりいただきました。
そして真剣に受講頂けて内容の濃い学習をする事が出来たと思います。
児童の皆さん、PTA、保護者の皆さま、教育委員会の先生、ありがとうございました!
今回学んだ事を実際に毎日の生活に役立て、お友達にも広めて頂けると幸いです。

42

『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』
次は今、このページをご覧頂いているあなたの街で実施するかも! お楽しみに!!



~~~~今回参加頂いた東京海上日動の代理店の皆様~~~~
株式会社旭川あんしんプランナーさま
株式会社ビジネス保険クラブさま
株式会社保険デザイナー旭川さま
株式会社マイスターサービスさま