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スウェーデン出身の庭師・村雨辰剛さんが筋肉愛を語る  (2020/05/09 放送)

先週に引き続き、今週も村雨辰剛(むらさめ・たつまさ)さんにお話を伺いました。

北欧スウェーデン出身の庭師で、見事な筋肉美をいかしてNHKの『みんなで筋肉体操』にも出演している村雨さん。体を鍛え始めたきっかけについてはこうおっしゃっていました。

「やっぱり10代の頃って、男の子だったら強くなりたいだとか、アイツにいじめられてちょっとやり返したいとか。自分を変えたい、成長させたい。見た目が変わっていくことでメンタルも変わっていく…」

村雨さんが筋トレをするのは毎日1時間前後なんだとか。

「たぶんそれ以上やっても集中できないと思うんですよ。基本毎日で、何かが入った時とかどうしてもできないっていう時は休みにするんですけど」

「与えた刺激だけ体が反応するので、やっぱりこれは日課にしていかないと結果が出てこないんですよね。なんで、考え方としてはハミガキと変わらないですね」「すっごい努力してもそれが1回限りだと何の意味もないんですよね。それでしたら、そんなに努力しないで継続できるようにやってた方がいいかもしれないです」


5年、10年、20年という長い目で人生を見て、今すぐに結果が出るようなものはあまり求めていないという村雨さん。毎日ちょっとしたことだけを続けていくのが大事だとおっしゃっていました。

「すぐに結果が出るものって魅力的ですけど、わりとそこに当たるのが難しいじゃないですか。何かをコツコツ続けていけば必ず結果が出るから、そこは自分にとって魅力的ですよね」「自分の力でなんとかできるのは長い目で見たものかなっていう考え方です」

「そりゃ僕でも今すぐに筋肉をつけれたらつけたいなと思うんですけど(笑)近道がないんでね」

村雨さんは、日本語の勉強に関しても体を鍛えることと同じようにコツコツやってきたそうです。

「今でも毎日コツコツ…漢字だったりとか苦手なところがまだあるじゃないですか。ま、1日この漢字を覚えていこうとか。それが1年になれば結構な数になるじゃないですか」

村雨さんのご自身の向上心の源についてこう話してくれました。

「知りたいという好奇心かもしれないですね。でも無理と思ったらやらないんですよ。無理はしないので」「頑張る時は頑張るんですけど」「もちろん目標は立てます。コツコツ自分に無理のない範囲で頑張っていくんですね」

「実は僕、60歳、70歳のおじいちゃんになった時にどんな体してるんだろう?っていうのが一番楽しみなんですよ。年をとってもまだバキバキの体でいるとか、そういうのが楽しいんですよね」


26歳の時に日本に帰化した村雨 辰剛さん。「帰化する時に、日本人になる時に、どうしても名前を日本人に変えたかったんですよ」とのことで、村雨という名前をつけてくれたのは庭師の親方のお父さんだったそうです。

「なんでそれにしたの?って聞かれた時に、ご縁がないとちょっと変かなと思って。日本で一番お父さんに近い存在ってやっぱり親方なんで、帰化するから名前をくださいって親方にお願いしたんですよね」

「けど、親方が責任が重いから嫌だって言ったんですね。それで、親方のお父さんが、私が昔読んだ本の作家さんで村雨退二郎っていう方がいるから、村雨っていうのが印象的だからそれにしなって言われて。師匠がそうおっしゃるなら僕はそうしますっていう気持ちで…」

また、辰剛(たつまさ)という名前はこんなふうに決めたんだとか。

「僕は辰年生まれなので、辰」「僕の親方は剛っていう名前で。調べてたら“まさ”っていう読み方もあるらしくて、辰と剛を組み合わせて“辰剛”。ちょっと戦国武将らしく…」

村雨さんが日本に帰化する時は、やはりスウェーデンの家族から心配されたそうです。

「親父が軍人なので、他の国との政治関係だったり外交関係が気になってて。もし日本が戦争になったらどうするんだっていう、ちょっと現実的な意見を言われて」

それでも村雨さんは「そうなった時は日本人として」という覚悟をお父様に伝えたんだとか。

「それを親父が聞かないとたぶん納得はしてくれなかったので、それぐらいの覚悟がないと許せないよっていう意味だったと思います」

「自分の気持ちを伝えたら理解して頂けたし、スウェーデンはけっこう自由主義な国なので。僕がこうやって日本に夢中になっている姿を、親が何年間か見守ってくれてるので、たぶん理解はしてくれていると思います」


村雨さんは庭師としての今後の目標についてこう話してくれました。

「日本の美意識っていうのは奥が深くて、自分の感性っていうのはまだまだだと思ってるんですね」「自分が作りたい最終的な日本庭園にはまだ至っていない気がします。どんどんこれからも勉強して、日本ならではの良さを追求して自分の作品に写したいし、海外の方にも日本人の方にもどんどん紹介したいなと思います」

また、庭師の仕事と並行してタレント活動も行っていることについてはこうおっしゃっていました。

「本業は庭師で、庭師だけでやっていくっていうのも悪くないんですけど、他のことをやることによって、“不慣れ”の法則に従って、もっと庭に生かしていけるものが身につくんじゃないかなと思いますし」

「実際に今、僕が庭のお仕事で関わってるものも、メディアの仕事をやってなかったらできなかったっていう事実もありますので、これからどんどんいろんなことをやっていきたいと思います」

そして、村雨さんはご自身にとっての挑戦についてこう話してくれました。

「難しいんですけど、僕の好きな言葉で、“不退転”っていうのがあって。これを自分の人生のテーマにしてるんですけど、何か挑戦する時に不退転の決意で挑むっていうのが一番大事かなと思います」

番組では、そんな村雨さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「村雨辰剛さんの色紙希望」と書いてご応募ください!
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