ON AIR REPORT

うちのお雑煮

2020/12/31

DNP Presents 3:35には話したくなる話。

今日のお題は「うちのお雑煮」 リスナーから、地方色豊かなお雑煮の情報をお寄せいただきましたが・・・ 全国のお雑煮のマップが、農林水産省のHPで発表されています。 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1101/spe2_01.html 地域ごとのお雑煮、一番の違いはまずお餅の形、丸か四角かで大きく別れるんですよね。 基本的には、西日本が丸餅。東日本が角餅、なんですが、その分岐点、境界線、どこでしょう? この農林水産省の地図によると、関ヶ原の戦いが行われた岐阜県付近を境に角餅文化と丸餅文化に分かれています。 もともと平安時代から京都で公家が食べていた丸餅があって、それが東に伝わる中で江戸は人口が多かったか、江戸っ子は気が短かったのか、一つずつ丸めるのではなく、手っ取り早く数を作れる切り方に変わったという説があります。 ただ、混在している地域もあったり、本当のところは謎ですよね。 そのほかに、お雑煮の違いとしては、すまし汁か、味噌仕立てか。それも赤味噌か白味噌か。 さらに、出雲地方ではあずき汁のところもあり。 さらに岩手県では具をくるみのタレにつけて食べたり、奈良県ではきなこにまぶして食べたり。 まさに多様性!こうした地域性が残っていることってすごく貴重なことですよね。 縁起のいいお雑煮の食べ方もおさらいしておきましょう。 丸いお餅は、円満の縁起を担いでいて、「角が立たずに円満に過ごせますように」という想いが込められています。 また、角餅は、作る過程でつきたての餅を伸ばすことを、餅をのすと言いますが、”敵をのす”という意味も込めて戦いの前に角餅のお雑煮を食べたと言われています。 また、お餅は受験生にとっては、長く伸びて粘り強いということで、縁起をかついで食べるもよし。 体もあたたまるお雑煮を食べて、パワーをつけて、いい1年のスタートを切りたいものですね。 ■さらに、お餅が余ったらどうする? そんなあまったお餅をアレンジできる面白グッズがたくさんでています。 あけぼののモチラボシリーズ。 おもちをびっくりするほど簡単にスライスできる「モチスラ」や、細かーく削ることができる「モチケズ」。 さらに、レンジでチンしてお餅が溶けても、綺麗にはがれる「レンジモチアミ」など、モチラバーのためのグッズが満載です。 「モチケズ」はお餅がまるで鰹節のようにパラパラに削れて、丸めてたこ焼き機の中で餅ボールにして焼くという、画期的なアレンジも可能! 餅アレンジに困ったらこちらもチェックしてみてください。
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