
ですから、流れてくる川はなく、水源は周りの砂丘地からの湧き水や雨水です。
そして、この佐潟は、1996年3月、ラムサール条約に登録されました。「ラムサール条約」は、正式には、「特に水鳥の生息地として、日本では、1980年に北海道の釧路湿原が登録されたことに始まり、全国で13カ所の湖、沼、湿地が登録されています。1998年5月には、佐潟水鳥・湿地センターがオープンしました。豊かな自然とふれあい、分かりやすく学べるように観察スペースが用意され、ビデオ映写のマルチビジョンや望遠鏡が設置されています。毎月第2、第4土曜日の朝8時から、佐潟探鳥散歩の会も実施され、ボランティアの方が、佐潟の自然や生息する動植物について、くわしく解説してくれるそうです。
今年は、10月11日に最初の白鳥が訪れ、いまでは、3,000羽の白鳥が羽を休めています。
実は、この佐潟も明治時代には、埋め立てる計画が持ち上がったそうです。
しかし、かんがい用の水源に利用されていたことで地域住民あげて反対し、計画は中止されました。ですから、佐潟には生活排水を流さない、湿地にはよその土砂を持ち込まない、というルールが昔から守られています。どんなときも自然環境を維持するためには、守ろうとする姿勢が大切ですね。

