
から苫小牧にかけて低地帯にできた石狩湿地の一部なんです。札幌市内では、農地化や宅地化によって湿原が消えてしまい、ここの十ヘクタールを残すだけになりました。この湿地、絶滅の危機にあるカラカネイトトンボや北海道では珍しいアオヤンマやヘイケボタルも生息しています。しかし、湿原は年々小さくなり、消滅は時間の問題と言われているんです。そこでこの湿原を守ろうと、札幌市北区あいの里のNPO法人[カラカネイトトンボを守る会]がナショナルトラスト運動を今年8月にはじめました。この湿地には道内、本州に約300人の地権者がいます。同会ではこれらの地権者と交渉して、土地の買収、賃借などで一区画でも、トラスト対象地を確保して開発から守ろうと地道な努力をしています。ふるさとに残る自然を見直す事が、その地域のコミニュケーションにつながる。このような活動がどんどん増えてくれると、北海道はもっと良い環境になってくるだろうと、考えさせられました。

