
私は、今、大分市役所の前にたっています。現在の大分市内、少しずつ空が明るくなってきましたが、寒さの厳しい朝です。徐々にではありますが目の前を走る車、増えてきています。大分もそろそろ夜明けといったところでしょうか。大分市役所では、去年の12月から、市役所の屋上で、芝生や草花を育て緑化する「屋上緑化」に取り組んでいます。屋上緑化は、屋上のコンクリートに、直接、日光を当てないため、屋上をはじめ建物の温度を下げる効果があります。これで、冷房も使わなくなりますので、室外機で外の空気が温められたりすることもありませんし、電力の消費も減るという「省エネ」効果もあります。現在は、建物の表面温度を測っている段階ですが、すでに、朝と昼間との表面温度の差が縮まる効果が出てきているようです。また、ヤマガラやヒヨドリなどのが、植物の種を運んできています。また、屋上に作る屋上緑化は重さの問題も出てきます。ここは軽い土壌の研究の場にもなっています。溶かした古紙に産業廃棄物を混ぜて栄養を増やしたものですとか、廃材を利用したスポンジなど、軽くなるように工夫されたものが使われています。そして、この「屋上緑化」も一つの魅力は、人の心を和ませる事です。鳥たちが運んできた種が、芽を出し、植えた植物が、花を咲かせるかもしれない春、もっと多くの人の心を和ませるのではないでしょうか?